世界の手織り絨毯

大塚家具ではペルシャ絨毯をはじめ、人気のギャッベやキリムなど、さまざまな世界の絨毯・敷物を取り扱っております。手織りだからこその味わいあふれる逸品は、お部屋の主役に。大塚家具で一期一会の絨毯探しをしませんか。

遊牧民の手織り絨毯 ギャッベ GABBEH

ギャッベとは、大自然の中生きる遊牧民ならではの感性と、その過酷な環境の中で機能的で快適に過ごすための工夫が融合し生まれた近年人気の絨毯です。
天然の染料で丁寧に染められた上質なウールで織り上げられたこの絨毯を、一度素足で踏むとそのしっとりとしたコシのある感触の虜になることでしょう。

ギャッベは、イラン高原の西部を背骨のように連なるザークロス山脈一帯で、自然とともに生きてきた南ペルシャの遊牧民が、長い歴史と伝統を受け継ぎ織り上げてきた絨毯です。この地方の言葉で「長い毛をもつ敷物」を意味し、古くはサファヴィー朝の記録にも残されています。自分達の羊の毛を刈り、手で紡ぎ、自生する植物で糸を染め家事の合間に女性たちの手によって織り上げられます。下絵がなく、即興で織り上げていくため、一つひとつの柄にその時々の想いが込められているのが魅力です。

世界最高峰のギャッベブランド「ZOLLANVARI(ゾランヴァリ)」社を取扱い

ZOLLANVARI(ゾランヴァリ)イメージ
ゾランヴァリ社の目印は裏面のこのロゴ。

ゾランヴァリ社は、遊牧民の生活道具であったギャッベを世界にはじめて紹介したイランの絨毯商です。カシュガイ族の中でも優れた織り子だけと契約し、アート性が高く、上質なギャッベを生産することで世界に知られています。一般的なギャッベと比較すると、その品質の高さは一目瞭然。より細かく丁寧に織り上げられたギャッベは、薄くても密度の高いしっかりとした使い心地です。
大塚家具では全店で常時1,000枚以上のゾランヴァリ社製ギャッベを取扱っております。

※表記の数量は2017年7月1日現在の主要取扱い数です。

願いがこめられた文様

カシュガイ族の女性の嫁入り道具でもあるギャッベ。ギャッベの上で過ごす家族への愛情や希望を込めて織られるその文様には、一つひとつあたたかい意味があります。

世界に引き込まれる ライオンギャッベ

ライオンギャッベイメージ

数ある模様の中でもユニークかつ、アート性の高いデザインのひとつが「ライオン」模様です。王の象徴とされ、豊かな財力、強靭な肉体、深い知恵、強大な権力を示します。「ライオン」と一言に言っても、今にも襲いかかってきそうなライオンもあれば、ひょうきんな顔のライオン、大胆に省略したライオンなど表現は多様です。

思いに溢れた平織り物 キリム KILIM

キリムとは、トルコをはじめイランやアフガニスタンなどの西アジアで、古くから遊牧民の必需品として愛用されてきた平織りの織物のこと。織られてから日の浅いニューキリムから、100年以上たつアンティークキリムまで、幅広い品揃えがあり、それぞれの味わいがあります。

キリムの特徴的な文様は、織り手である女性の身近にあるものや、自然をモチーフにしており、自由な発想で織ったキリムはオリジナリティーに溢れ、まるでひとつのアートピースのようです。独特の鮮やかな色調は、動植物や鉱物性の天然染料で染められ、長い年月を経るほどに味わい深く美しい色合いになります。

願いがこめられた文様

ギャッベ同様に、嫁入り道具でもあるキリム。家族に伝え継がれた文様や、部族に継承された言い伝えが形になって描かれています。

このキリムの意味は?

幾何学模様の手織り絨毯 パキスタン緞通 PAKISTAN CARPET

パキスタン緞通イメージ

羊毛でありながら長めの毛足と何度も施す洗いの作業により、まるでシルクのような艶と、しなやかで滑らかな肌触りを生み出すパキスタン緞通。ムガール朝・アクバル大帝がイスファハーンから招いた織匠に王客用の敷物を製織させたのがはじまりとされています。
パキスタン絨毯のデザインは、ほとんどがさまざまな部族のモチーフを取り入れて織り上げられています。

よく見られる幾何学模様

世界に引き込まれる ガゼニウール アブラッシュ

ガゼニウール アブラッシュイメージ

パキスタン緞通の中でも、無染色の天然の羊毛だけを使用しつくられたのがこの絨毯。羊毛なので汚れもつきにくく、どんなスタイリングにもあわせやすい人気の絨毯です。

糸の宝石といわれる至高の美 ペルシャ絨毯 PERSIAN

歴史深い魅力にあふれたペルシャ絨毯は、お部屋を華やかで上品な空間に演出するインテリアアイテムです。クラシックで豪華な空間だけでなく、モダンや和のスタイルとも相性抜群。ウールのものは床に敷き、目と足で楽しむことができますし、シルクのものはタペストリーとしても人気があります。

ペルシャ絨毯の故郷は、東の中国と西のローマの世界を結ぶ文化、文明の交流の大道シルクロードの沿道地域一帯。カーペットベルトと称されるほど、絨毯づくりの伝統を色濃く残す地域です。ササーン朝やサファヴィー朝などに代表されるペルシャ世界は、広大な判図と栄光の権勢を築くとともに、華麗なる染織芸術を開花させてきました。そのひとつがシルクロードの遺産ともいうべきペルシャ絨毯です。伝世の美を受け継ぐとともに、ますます意匠、技術、品質に磨きがかかり、世界中から高い注目を集めています。

代表的な産地と特徴

日本の美意識の結晶 山形緞通(やまがただんつう)YAMAGATA

山形緞通は日本で唯一、糸づくりから染め、織り、アフターケアまで、すべてを職人による一貫生産を行っています。一つひとつ丹念につくられる絨毯には、職人の技術と思いが込められています。

かつて染色の町として栄えた山形県山辺町。当時女性の働く場は少なく、地域再生のため、絨毯づくりを産業として広めていきたいという思いから、生まれた山形緞通。
昭和10年に、中国から技術者を招き、技術を習得。それから素足の生活様式に合わせ、独自のものづくりをつづけてきました。
建物への納入実績も豊富で、最近では歌舞伎座のメインロビーにも納品されています。

空間に彩りを添える、アートのようなデザイン

著名デザイナーとのコラボレーション作品