10年以上前に出合った家具が今でもお気に入り

一番のお気に入りの家具は?と聞かれたら、一人暮らしの時から愛用している「ちゃぶ台」。ちゃぶ台ってすごい良いんですよ。畳めるし、書き物するのにも、僕にとっては最適。もう14年くらいになるのかな? 井の頭通りにある、『山本商店』っていう時代家具をリメイクして売っているお店で買ったんですよね。僕、時代家具がすごく好きで。

時代家具って、今の時代古い家からゴロゴロ出てくるらしいんですよ。そのままだったら本当にゴミになるだけだったものを、修繕して販売しているのが時代家具。そのコンセプトも、素敵じゃないですか? 江戸時代っぽくて魅力的。江戸時代ってゴミがなかったらしいんですよ?全部リサイクルしてたらしく、徹底的に使いまわして、最後クズになるまで使ってたってことらしいんです。その考えがすごく好き。ここ最近、そんな考えに戻ってきているような流れを感じています。

もしかしたら、ここ100~200年くらいがちょっと異常だったのかもしれませんね。大量生産、大量消費していく買い替えの時代から、良いものを長く使い続ける本物志向の時代になっていくんじゃないでしょうか。僕自身は、もともと本物志向のタイプだったので、そういう考えに共感します。

本物を見極めるには?

どんなものに対してであっても、本物を見極めるためには、「当たり前を当たり前と思わない」ことが重要だと思います。

例えば木のテーブルを見た時に、肌で触って、目で愛でて、香りで楽しみます。目の前の作り上げられた製品が本物なら、自分が山に遊びに行った時の木の感触と結びついていくんです。山に生えてる木と、製品として出来上がったテーブルの間に、いろんな人が介在して、設計、製造、育てた人を思うことが、目を養うことに繋がると考えています。心が向く先を、目の前の製品だけでなく、その先、向こう側に向けることで見る視点が増えて楽しいんです。そうしながら、一つ一つマテリアルを選んでいくことが本物を選んでいくことなんじゃないかな。

そのことに常に気づかなくなって良いんです。ふとした時に気づくことだってあるし、自分では気づけないことを他の人の行動や発言から気づくことだってあります。それでいいし、それが楽しい!

自然を感じる木材に心を動かされる

海か山かって聞かれたらすぐに「山!」って答えてる程、山派。昔ボーイスカウトをしていたということもあり、アウトドアやキャンプが好きです。サウナにもよく行きます。地方都市に行く時は、事前にインターネットで調べて足を運びます。この前銭湯に行った時に、すごい魅力的な桶があったんですよね。木の香りがすごくて。僕はすごい心を動かされたので、銭湯の人に「これ、どこの桶ですか!?すごい香りがいいですね!」って話したら、「え?そう?どこのか忘れちゃった!」っておっしゃるんです(笑) でもきっとそれでいいのかなって思いました。誰かが何かのきっかけでその魅力に気づけたらよくて、誰かにとってはそれが当たり前であって良いなって。

旅行先でも、山を選ぶことが多いかもしれません。その先で出会う木の感触や香りは、思い出として心に残ってることが多いんですよね。今の状況が落ち着いたら、温泉に行きたいな。大きな檜風呂の縁でゴロンと寝転んでゆったりと過ごせたら最高じゃないですか!?

ナチュラルなもの、自然が好きだからこそ、家具も木材を使ったもの、ウッド調のものに心を動かされます。飛騨の木材で作られたテーブルや、一本板はかっこよかった。身を任せて家具を通して、自然が感じられる気がします。

その木を育てた人、伐採した人、加工した職人さん…色んな人に手をかけられて作り上げられたマテリアルは、本物であり、一生ものと言えるアイテム。

きっとこれからもそれらに心を動かされていくんだろうなと思います。

ITEM01

LDテーブル 「森のことば SN-384」

ハァ〜木が呼吸している感じがする

木の表情そのままに「節」を主役にした飛騨産業の「森のことば」シリーズ。シンプルで直線的なフォルムは木の魅力をそのままに感じることができます。渡部さんを魅了したのは、自然の造形美をそのまま活かされたデザインと手触り。顔を寄せて木の呼吸を感じながら想いを馳せていました。このLDテーブルは、通常のダイニングテーブルより高さが低めに設計されているので、座面が低めのチェアを組み合わせて、ゆったりと食事を楽しむことができます。

w1600×D1000×H650(mm)/203,500円(参考価格)

ITEM02

「無垢天板」

「かっこいいですよね。憧れ感もあります。こんな大きさの木があるってことですもんね?自然ってすごいな」一枚板の惹かれた渡部さんは、一枚一枚その表情が異なる天板をじっくり鑑賞。個性的な節を持つもの、めずらしい杢が現れたものなど、深みのある色艶と味わいがある無垢天板。同じ樹種でもさまざまな表情があり、一つとして同じものがないので、出合いは一期一会。長い年月を経て育った無垢の一枚板には木の魅力が凝縮されています。

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