磁器と真鍮を巧みに
融合させる職人技
1958年、スペイン・バルセロナで創業したペドレット社の、
真鍮と磁器を組み合わせた照明シリーズ。
真鍮鋳物の製造から磨き、塗装まで
すべて職人の手によるこだわりの逸品です。
その高い技術力で、異素材を組み合わせた
他社では真似できない美しい照明が完成しました。
細部まで繊細に仕上げられた真鍮の本体と白い磁器セードの組み合わせは、異素材ながら驚くほど美しく一体化されています。
本体とセードの繋ぎとなる部品まで真鍮パーツが用いられ、熟練の職人技を感じることのできる逸品です。
セードに当たって反射する光は柔らかく拡散し、インテリアをやさしく照らし出してくれます。
職人の高い技術力により、無駄な接合部のない本体の真鍮パーツが、この照明のシャープでスマートな印象を際立たせています。
ヨーロッパの照明市場をリードするペドレット社は、1958年にアントニオ・ペドレットが創業。
その後約50年たった現在でも、熟練した職人により、創業当時と変わらない、品質に対する厳密さと専門技術を引継ぎ、現代の住宅シーンを彩り続けています。
磁器セードは型に磁器を流しいれ、乾燥後一つひとつ手作業で型より取りだします。繊細なスリットデザインが施されているセードなので、力加減がとてむ難しい工程です。
本体パーツは鉄型に真鍮を流し込み成型されます。流し込むスピードや量により、仕上がりの美しさが左右されるため、熟練した職人の技術が光ります。
鉄型より取り出した本体パーツは、研磨加工を施しわずかな歪みや凹凸を整えていきます。職人の目と手の感触のみで形を整え、滑らかな手触りの真鍮パーツを生みだします。