ロゴ:Poltronafrau

2023.10.05

【イベントのお知らせ】イタリアが誇る家具芸術と、伝統文化“書”による唯一無二のアートの饗宴
ポルトローナ・フラウ × 書家 紫舟 『紫舟展~伝統表現を超えてゆく~』を開催

NEWS

 国内外で活躍する、書家・芸術家の紫舟氏とコラボレーションした展示『紫舟展~伝統表現を超えてゆく~』を、2023年10月19日(木)~11月7日(火)まで、ポルトローナ・フラウ東京青山にて開催いたします。

 本イベントでは、“伝統表現を超えていく”をテーマに、“家具芸術”とも称されるポルトローナ・フラウのラグジュアリーなインテリア空間に、紫舟氏による、伝統表現である浮世絵・書・日本画を、新しい斬り口で再構築した日本を世界に発信していく作品シリーズを展示いたします。墨蹟が宙に浮く浮世絵・春画や、書と絵が融合した書画、さらには平面から解放された三次元の書、経年変化を続ける書など、紫舟氏にしか生み出すことのできない、唯一無二の作品の数々をご覧いただけます。

 ポルトローナ・フラウの100年を超えて受け継がれる卓越したアルティジャーノの技と、モダンなライフスタイルに溶け込む洗練されたデザイン、さらには日本の伝統文化である書の魅力と、まったく新しい紫舟氏の作品が生み出す独自の世界観。時代と国を超えた出会いが生んだ、贅沢な芸術空間をお楽しみください。

【イベント概要】

■名称  :『紫舟展~伝統表現を超えてゆく~』
■日時  :2023年10月19日(木)~11月7日(火)11:00~19:00  ※水曜定休(祝日除く)
■会場  :Poltrona Frau Tokyo Aoyama /ポルトローナ・フラウ東京青山
■所在地 :東京都港区南青山5-2-13
■TEL :03-3400-4321
■アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅 A5出口より徒歩3分 B3出口より徒歩5分

Profile 

紫舟 (ししゅう)
書家・芸術家・大阪芸術大学教授

六歳から書をはじめる。奈良・京都で本物の和や伝統美について3年間研鑽を積む。『書』にくわえ、書を平面や伝統文化の制約から解放した『三次元の書』、書が絵画と融合した『書画』など、伝統文化を新しい斬り口で再構築した紫舟の生み出す作品は、唯一無二の現代アートと言われている。
2014年、フランス・ルーヴル美術館地下会場でのフランス国民美術協会展にて、書画で「金賞」、彫刻で「最高位金賞」を日本人初のダブル受賞。翌年には同展にて「主賓招待アーティスト」に選出され大規模展を開催。日本人では横山大観以来の快挙と、日本だけでなく世界でも活躍。
国内では、天皇皇后両陛下(現上皇上皇后両陛下)が『紫舟』展に行幸啓された。NHK大河ドラマ「龍馬伝」や「美の壺」の題字も手掛ける。

展示作品抜粋

・浮世絵シリーズ
輪郭線が取り除かれ、色だけで構成された浮世絵に、立体の墨蹟彫刻になった輪郭線を重ねた画風が特長です。ある視点からは絵と彫刻の輪郭線が一致しますが、視点がずれると絵と輪郭線がずれ、まるでミスプリントのようにも見受けられます。
輪郭線に「出会った」19世紀のヨーロッパの画家たちの驚きと、浮世絵を世界中に供給できるほどの圧倒的な数を生んだ「版ずれ」を再現したシリーズです。

・書のキュビズムシリーズ
骨に彫られていた甲骨文字からはじまり、その後紙に書かれるようになった文字の歴史を振り返り、文字を紙から解放し三次元で表現したシリーズです。

その他、文字と絵が引き立てあう書画や、経年変化を楽しむ書などの作品を展示いたします。

Category