当社の流通部門は、大きく分けて「配送」「倉庫」「品質管理」「修理」という4 つの部門から成り立っています。
「配送」については、全国4ヶ所（横浜、名古屋、大阪、福岡）に物流拠点を設け、各拠点から、お客様が店舗やEC サイト等でご購入された商品のお届けや組み立て設置を行なっています。

当社では、配送業務を「最終営業」と位置付け、お客様に最大限の満足をして
いただくことを目指し、日々業務に取り組んでいます。時には、レイアウトに関するご相談に対して、アドバイスを差し上げることもあります。新たに購入された家具やインテリア製品が、自宅に運び込まれ、その様子に喜ばれ、満足されるお客様の姿に出会えることは「配送」という仕事の大きなやりがいのひとつです。

また、配送センターには、商品を保管する「倉庫」としての役割もあります。海外から輸入している当社独自の商品を中心に、手頃な価格の商品から、世界のトップブランドである高級家具まで豊富な商品をストックし、短期間でお客様にお届けができるのは当社の強みでもあります。また現在、スペース効率を優先させた管理方法から脱却し、作業効率が良く、働くスタッフに優しい環境を実現するための｢流通改革｣に取り組んでおり、より一層のお客様満足につながる業務改善を目指しています。

「品質管理」部門では、当社の長きに渡る商品開発の経験に基づき、お客様に喜んでいただき、かつ信頼いただける商品に必要となる品質条件を定め、新商品の導入などの際には、徹底した製品チェックを行なっています。

家具の修理メンテナンスを行なう「修理」部門“ＩＤＣ工房”には、塗装ブースや加工機械、椅子やソファの張替えのための器具など、家具の修理や、加工に必要な機械が一通り揃っています。
そこでは、お客様からお預かりした大切な家具の修理メンテナンスを行っています。当社の工房の修理メンテナンス技術は、社内外から高く評価されており、会社への信頼につながる強みの一つです。

最後に、私の所管する商品部では、現在新規取引先の拡大を進めています。既存に取り扱っている約61,000点以上のインテリアに加え、さらにお客様にご満足いただけるブランドや商品を販売できるようスピーディに業務を展開しています。まず初めに、当社有明本社ショールームの25周年に合わせて、「NEW ARRIVAL2021」と題し、11の家具ブランドを新規導入し、今まで以上に魅力的なショールームをつくることができました。さらに現在では、当社のインテリアに調和する家電製品の選定にも取り組んでいます。多様化するお客様の暮らしのニーズにお応えする当社の取り組みに是非ご期待ください。