一人暮らしだからこそ
自分を律して理想の空間をつくり、保つ

――自宅を理想の環境にするために意識していることはありますか？

スッキリとした空間を目指しています。物を床に置いておくと猫たちがすぐ倒してしまうので、観葉植物とか、家具以外のものは置かないようにしています。あと、私がキレイ好きな反面、面倒くさがり屋なので、なるべく掃除に手間がかからない空間にしたいと思って、意識しています。今回の家も壁面収納が多いところを選んで、できるだけ中に物を入れてゴチャゴチャして見えないようにしています。

――理想的なスッキリ空間を保つために大切にしていることはありますか？

散らかしっぱなしにしないこと。絶対に物を出しっぱなしにしないこと、ですね。もちろん、出しっぱなしにしたら、にゃんずにもっと散らかされるというのもあります。あと私の性格を考えると、散らかしきってしまうと逆になにも気にならなくなるので(笑) 自分に厳しく、ちょっと散らかるたびに片づけるようにしています。実家とか人がいるとついつい頼ってしまうので、自分しかいない空間だからこそ、意識して自らできるようになりました。

やわらかな光に包まれて
至福の時間を嗜みたい

――今回購入された間接照明の決め手は何でしょうか？

最近は「和モダン」にも注目しているので、和紙のフロアスタンドは一目見て、「今いちばん求めているものだ！」と思いました (笑)。和紙を通すと光がやわらぐので、洋風な照明の灯りと違って、なつかしさもあり、心が落ち着きます。これだけ灯してお酒を飲みたいですね(笑) 「和モダン」が気になったきっかけは、友人からプレゼントで贈られた和紙を使ったウォールアートで、その和紙ならではの見え方というか、デザインが素敵で一瞬で虜になりました。リビングに飾って、毎日眺めています。今の家は和モダンな雰囲気とは程遠いのですが、畳を敷き詰めるような本格的な「和」の空間にはできなくても、フローリングにも合う「和モダン」な小物から集めていきたいですね。

――今回購入した照明以外で気になったものはありましたか？

スエードを織り込んでつくられたペンダントライトは、最後まで悩みましたね。ハンドメイドなのにどこかクラシカルな雰囲気で、セードの間からこぼれる光がやわらかくて、理想的でした。ディスプレイのようにレールをつけて、２つ上下に垂らすのもおしゃれですよね。つける部屋を、にゃんずの部屋か寝室でイメージしていました。
あともうひとつ、スモーキーなグレーガラスシェード の照明もモダンで気になりました。実はスモークガラスに前々から注目していて、キラキラしすぎない、光のコントラストを楽しめるのがいいなぁと。

――お伺いしていると、インテリアでは特に光にこだわっているようですね。

そうですね、今特に照明がすごく欲しいので、光に注目しているというのもあるかもしれません。元々、お酒が大好きなので、オフ時間にやわらかい光に包まれてゆっくりお酒を飲みたいなぁ……と。それに照明は、シンプルなアイテムながら１つ部屋にあると、その空間の雰囲気をあげてくれるインテリアですよね。アロマキャンドルの灯りも雰囲気が良くてやわらかですが、にゃんずのことを考えると危ないので、ペンダントライトや間接照明でやわらかな光を叶えたいですね。