これ欲しい! 土屋アンナセレクトアイテム

ITEM01

シャンデリア 「リヤドロ ベル・ドゥ・ニュイ 12灯 マルチカラー」

母とリヤドロの磁器人形を贈り合っていて、リヤドロは思い入れのあるブランドです。このマルチカラーのシャンデリアは、ポップでミルキーな色合いが可愛らしい。エレガントで現代的なデザインは、うちのリビングに飾ったら、最高の空間になるんだろうなと想像しちゃいます。毎日の家事を楽しくさせてくれそうな、家をキレイに保ちたくなるようなインテリアです。

ベル・ドゥ・ニュイ(オシロイバナのフランス語名「夜の美女」)と名付けられたリヤドロのライティングコレクション。磁器で作られたシェードは、灯すと表面の装飾モチーフが浮き出て、魅力的な雰囲気を演出します。

ITEM02

レースカーテン 「MM5963 いちご泥棒」

ドレスのように繊細な柄が編まれたレースカーテンは見ていて楽しいですね。自宅用に選ぶなら、この鳥柄が絶対良いと思います。動物柄のレースって珍しい。薄いグリーンやグレーが混じったグリーン、もしくはクリーム色の厚手のカーテンと合わせると上品にまとまりそう。昔は小さな生地見本からイメージを膨らませて、悩みながら選んでいましたね。でもIDC OTSUKAのショールームは、仕立てた時のイメージがわかるので良いですね。

ウィリアム・モリスのデザインを川島織物セルコンの織技術で表現したコレクションです。いちごをついばむツグミの様子をモチーフにした刺繍柄で、ツグミのくちばし、目、羽根を細部まで刺繍で丹念に表現しています。

心安らぐのは白を基調とした
ロマンティック100%の寝室

――ロマンティックなインテリアは、昔から好きだったのでしょうか。
元々は母の趣味ですね。実家も、ベッドの足元にはスカートをつけるような正統派のロマンティック・スタイルでした。なので、子ども部屋のカーテンや壁紙、家具はすべて母のセレクト。ベッドは、ロココ調の装飾が入ったベッドボードつきで、ベッドシーツにフリルがついて、枕も2個以上。着ていた洋服もフリルがいっぱい、ピンクの服ですね。それが当たり前だったので、友達の家に遊びに行ったときに初めて、うちの寝室はほかと違うのだと知りました(笑)

――それが大人になった今でも続いているんですね。
フリル、枕いっぱい、プリンセスな部屋じゃないと落ち着きませんね。物心ついたときから寝室がそうなので、自分が家族をもって別の家、部屋をつくるとなっても、居心地の良い部屋っていったら、白をベースにしたロマンティックな部屋なんですよね。

――メディアで見る土屋さんからは想像しにくいですね! 勝手ながらインテリアは赤と黒というイメージでした。
黒や赤は、インテリアであまり選ばないカラー(笑) ホテルの部屋なんかもシンプルすぎてそわそわしちゃう。いっとき、青いシーツを試したこともありましたが、居心地が悪くなってすぐに替えました。

反発しながらも
心地よさに戻ってきた

――思春期に反発することはなかったのでしょうか。
10代でパンクスタイルが好きになったときに、NIRVANAとかバンドのポスターを壁中に貼っていたときがありましたよ。「この部屋は呪われている」なんて母から言われたくらい(笑)

――ロマンティックとは対極にあるものですよね(笑)
ちょうどモデルを始めた頃だったので、あまり家に帰れず……帰っても寝るだけで、あまり部屋に長時間いることがありませんでした。でも仕事が落ち着いたときに部屋にいると、人の顔だし、暗い表情だし、ポスターの圧がすごくて、全然居心地がよくない(笑) なので、結局すべて取り外しましたね。そこで、自分はきれいな壁紙のほうが、心が落ち着くんだと学びました。実際に試してみないとわからなかったので、良い経験となりました(笑)

母に学び
磨いていった自分なりの感性

――お話を聞いているとお母さまと仲が良いんですね。
私と母は似ているんですよ(笑) ケンカもいっぱいするけど、仲は良いですね。母は着物の着付け師なので、センスがあって、かつ上品。そういう母が選んできたものを見て来たので、とりあえず「母に聞けば間違いない」という感覚が残っていて、今でも家具を買うときは相談します。

――幼い頃から、センスの良いお母さまを見ていたからこそ、土屋さんの感性が磨かれていったのかもしれませんね。
そうかもしれませんね。洋装のコーディネートも上手で、学べる機会が多かった点、感謝しています。ただ私と性格が似ていて、自分の思ったことはすぐに口に出すタイプ。良いと思わないものがあると「あれ、ダサいね」って口に出しちゃうんです。子どもって素直だから、それを聞いて「あれはダサいものなんだ」って思っていましたた。

――軽口でも、親の言うことを子どもは信じますからね。
そうなんですよ。最初こそ母の感性から学んでいましたが、モデルのお仕事をして色んな洋服を着させていただく中で、だんだんとセンスが磨かれていって……。そこでようやく自分なりに「ださい」とは、「格好良い」とは、を考えるようになり、初めて母とは別個の存在になって、自立したように思います。

――どのようなことを考えるようになったのでしょうか。
その人、家それぞれの美的感覚があるのが面白いですよね。ファッションも、音楽も、家具も、色んなジャンルがある中、それぞれが格好良いと思うものを選ぶ。その美的感覚の根っこには、単純に人の好み以外にも、実家のインテリアとか、親の趣味とか、一見関係ないようなものも関係しているんじゃないかな。うちがまさにそうだったから。

土屋アンナ モデル・歌手・女優

1984年3月11日生まれ、東京都出身。 1998年デビュー。モデル・歌手・女優など職業の枠にとらわれず幅広く活躍。3月10日にブルーノート東京にてバースデーライブを開催。3月17日公開となる映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』日本語吹替版に出演。また、3月28日にはスペシャルアンバサダーを務める『Change Makers Fes』に出演し、国内外の社会課題に対してアクションを起こした子供・若者にエールを送る。プライベートでは二男二女の母でもある。

  • 情報は2023年3月8日(公開日)時点のものとなります。
  • ご紹介した商品の仕様・価格・取扱い状況は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
  • 次回の更新予定日は2023年6月7日(水)です。

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