収納するだけでなく、部屋に彩りをプラスしたい
私は、ライフスタイルブランド「KIKI AND DAYS」のディレクターをさせていただいています。いろんな商品をプロデュースするのがとても楽しいです。アイデアを練るのは、もっぱらひとりの時が多いですね。私にとっては、ひとり時間はとても大切です。カフェに行って、色んな人を観察しながら考え事をするのが好きです。そこからインスピレーションが湧いてきます。
家でのひとり時間の過ごし方は、ソファに座ってハーブティーを飲んだりしていますね。オンオフをしっかり切り替えて休むようにしています。メリハリをつけることで、仕事にも集中して向き合えていると思います。
2020年は、おうち時間が増えて家でも仕事をすることもありました。そうすると、リビングにはどうしても物が増えてきてしまって。子供のものや、自分の仕事のものとか…。そこで、すっきり整理できるリビングチェストがあるといいなと思って、今回は探していました。
収納力はもちろん大切なんですけど、飾り棚としても使えるサイドボードがいいなと思っています。
部屋に彩りをプラスする花や香りを楽しみたい
部屋に花を飾るのが好き。一輪挿しを使って花を飾ったり、ディフューザーを置いて香りを楽しんだり。飾ることで、気分転換にもなるので、昔から好きなんです。なので、リビングチェストのトップは、そんな風に使えたらいいなと思っています。
植物に囲まれるのが、元々好きなんです。いつかは、観葉植物を置いたりしたいですね。昔は、ツアーがあったりするとお世話がなかなかできないので手が出せず、今は子供が倒しちゃうかなと思って置けていないんです。でもいつかは置きたいなとずっと思っているので、実現できたらいいな。
部屋に求めるのは、明るさと軽さ。
今回、リビングチェストを探していたら、重厚感のあるものよりも、どこか軽さを感じるデザインのものを求めていることに気づきました。シャープなデザインで、どこか軽さを感じるものに惹かれました。部屋には明るさだけでなく、軽さも求めていたみたいです。
シンプルさの中にひと味デザインをプラスされたものや、異素材MIXのもの、アンティークのあるもの、たくさんのリビングチェストを見ましたが、どれも魅力的で正直迷っています。でも、気になるインテリアの共通点は、脚付きでスッキリしていることでした。掃除もしやすいし、デザインもありつつ実用性も高そうなのもポイントです。部屋との調和を考えると、明るい色味のものを選びたいと思います。
リビングチェスト 「シクロ」
重厚感のあるリビング収納が多い中で、「シクロ」は収納部を宙に浮かせ、脚部はスッキリしたデザインのチェスト。伊藤さんもそこに惹かれた様子。「ナチュラルなテイストに、色味も明るくて、収納力もある…。収納スペースも、大小あって使いやすそう。リアルに買いたくなってきちゃいました」とかなり熟考されていました。引き出しの前板には節ありのナラ材を使用、脚部にはアメリカンブラックウォールナット材を組み合わせ、ナチュラルな表情が印象的。
W1320×D400×H875(mm)
PoltronaFrau サイドボード 「フィデリオ」
イタリアを代表するラグジュアリーブランド、ポルトローナ・フラウのリビングボード「フィデリオ」。天然石、サドルレザー、無垢材といった異素材をミックスし、無駄を省いたミニマルなデザイン。「ファッションにも異素材を組み合わせるデザインがありますが、インテリアにもそういう流れがあるんですね!重厚感もありながら、スッキリとした印象のデザインは珍しいなと思いました」インテリアの流行を捉えつつ、伊藤さんはワクワクした様子で、美しくスタイリッシュな雰囲気を演出する「フィデリオ」を見つめていました。
幅2400×奥行520×高さ770(mm)
※レザーはキャメル、トープの2色展開
次回は2月17日(水)公開予定。
※情報は公開日時点のものとなります。
まさに理想のチェスト、見つけちゃったかもしれません!