知らない間に忘れていた、”好きだった”気持ちを思い出させてくれた
ここ数年、好みのテイストと言えば「シンプル」なものでした。それは、子供が生まれてから、様々なものに対して「シンプルさ」を求めていたからかもしれません。特にインテリアは、子供が怪我をしないようにだったり、子供が汚しても平気なものだったり、子供のことを優先した基準で選んでいました。最近は、子供が3歳になり成長したことで、だんだんデザイン性のあるアイテムも楽しめるようになってきたんです。だからちょうど、インテリアを一新したいなと思っていたところでした。今日は、特に”照明”を見てみたいです!
心地いい部屋づくりの決め手となる間接照明に注目
照明の中でも気になっているのは、「間接照明」ですね。部屋を一気に変えるのは大変だけれど、間接照明を取り入れてみることで部屋のテイストに新しい味を加えてみたいなと思っています。素敵だなと自然に惹かれたのは、アンティーク風やヴィンテージテイストのものが多かったですね。それは、自分でも想像してなかったので、ちょっとビックリしました。「そういえば、私アンティークなデザインが好きだったかも!」って。忘れてました(笑)。好きなものを改めて気づかせてもらいましたね。
光の感じは、柔らかな色合いが好きですね。部屋全体の雰囲気は、明るい感じをキープしたいと思っているので、あたたかみがあるような間接照明があると、明るさの中に安心感が生まれる気がするので。リビングや寝室に間接照明を置くところから始めようかなと思います。
”統一感”をキーワードに楽しんでいる部屋づくり
今の時期、なかなか帰れていないのですが、実家は今でも落ち着く場所の一つ。私にとっては、パワースポットのような場所だと考えています。実家と今の家は、インテリアのテイストはかなり違うものの、どちらも私にとっては落ち着く場所なのが、考えてみると不思議。実家には、私が子供の頃に使っていた部屋があるのですが、そこはピンクで統一してました。私は3人姉妹なんですが、それぞれ部屋があって各自部屋の色は違うんです。私は、当時好きだったキャラクターを軸に、ピンクのものを集めたりして部屋づくりをしていました。その頃から、自分の部屋にはこだわりを詰め込んでいたのかもしれません。
一人暮らしをするようになってからは、20代前半はピンクとかナチュラルなものが好きでしたね。20代後半になると、茶色とか黒とか一気にシックなテイストに変化したのを覚えています。30代の今は、白やグレーのような落ち着きのある中に明るさがあるものが好きです。振り返ってみると、どんどん変化してますね。その時の気持ちを部屋に反映しているのかもしれません。
家は自分が帰る場所。だからこそ、マインドを整える場所でありたいと思っています。その時の自分が一番落ち着く場所をつくるために、定期的にインテリアショップに足を運んで、その時心が動くものを知っておくのは、「今の自分」を知るのにはすごくいいのかもしれません。今回、自分がインテリア好きだったことに改めて気づきましたが、新しく惹かれるものもあったので、発見が多かったです。
テーブルスタンド 「OTH-MINI UNEVEN PEARL」
「デザインはもちろん大切ですが、ものづくりのストーリーがあるものに惹かれます」と話す伊藤さん。目に止まったのは、職人が天然素材を使って丁寧に仕上げたテーブルスタンド。ベース部分にはパールシェルが施されていて、天然素材ならではの色合いが光源に照らされ美しく浮かび上がります。置き場所を選ばないコンパクトサイズなので、ベッドサイドやソファサイド、玄関などの限られたスペースにも置きやすく、場所を選ばないのも嬉しいポイント。
幅150×奥行150×高さ410(mm)
※ランプ別売
フロアスタンド 「POR-126F-01」
「うわ〜これいいですね。光の加減も、脚の部分のデザインもかなりヒットです」伊藤さんが選んだのは、ナチュラルな麻布のセードのフロアスタンド。優しい灯りで癒しの空間を演出してくれます。こちらは、アメリカ・シカゴにて設立された「PORT68」製。世界各国のアンティーク生地の模様や器の釉薬の色などをヒントに、伝統的なデザインとトレンドを融合させた照明ブランド。職人の熟練した技により仕上げられた美しい色やデザインで、高く評価されています。
390丸x高さ1575(mm)
※ランプ別売
次回は2月10日(水)公開予定。
※情報は公開日時点のものとなります。
ナチュラルさの中にアンティーク感もあってかなり好み。