これ欲しい! 風間ゆみえセレクトアイテム

ITEM01

アームチェア 「Poltrona Frau アーチボルド グランコンフォート」

厚手のレザーは高級感のあるシボで、一脚でも部屋に置いてあると空気が変わるくらい存在感があります。私のサイズだったら、小さくなって寝ることがでてしまうくらい大きい(笑) 男性のようにどっしりと大きな座面に、女性のように華奢な脚がついた、ほどよく緊張感のあるデザインがアートのようで美しいです。

ゆったりと寛げる大きな座面に、専用に開発された極厚の革が張り込まれている、優美なデザインの一人掛けソファです。他のランクの革と比べてシボが深く、アニリン仕上げで革の風合いを最大限に活かしています。クッション材には羽毛をふんだんに使用し、革本来の柔らかさを活かした座り心地を実現しました。

W 1040 x D 900 x H 770 mm / SH 410 mm 1,610,000円(税込)

ITEM02

ソファ 「ポルトローナ・フラウ グラントリノ」

丈夫なのに、しなやかで柔らかく、発色が美しいレザーは、さすがイタリア。やっぱり良い家具は、そこにあるだけで勝手に部屋の雰囲気をつくってくれますね。サイドの腕かけ部分が開いて、ものを収納できるアイディアは良いですね。カードゲームとか、お香を入れるのかな。“収納を増やすため”というよりも、上質な暮らしにひもづく機能性で、何気ないけれども、とても贅沢に感じられます。

革張りでスクエアなフォルムを実現したカウチソファ「グラントリノ」はジャン・マリー・マソーがデザインを手がけた、近年のベストセラーモデルです。独特の柔らかさをもつ最高級の革「ペレ・フラウ」を使った家具は卓越した職人技が光ります。

W 810 x D 810 x H 840 mm / SH 440 mm ¥992,000 〜(税込)

絶妙な色気がある
「ポルトローナ・フラウ」の椅子

――お好みのインテリアのテイストを教えてください。

イタリアモダンです。テクスチャーとか触り心地とか、何気ない“色気がある”雰囲気がたまりません。

――勝手ながらフレンチテイストが好きだと想像していました。

ファッションブランドのディレクターをしていたときのイメージですかね。猫足がついた家具のような。若いときは、家具はずっと海外で購入していました。ほとんどアンティークのものですね。ダイニングテーブルのような大きな家具から、ちょっとした小物まで。出張や旅行で行ったときに、ショップに立ち寄っては購入して、日本に送ってもらっていました。今は自宅がモダンな雰囲気なのもあって、イタリアのデザインに自然と惹かれます。

――イタリアモダンというと、今日「ポルトローナ・フラウ」のレザーをお気に召した様子でした。

レザーって良いですよね。特に「ポルトローナ・フラウ」のレザーは丈夫なのにしなやかで、やわらかい。それに発色が美しいです。ベージュと一口で言っても色んなトーンがありますが、このブランドのベージュは少し黄みを帯びていて、絶妙な色気があります。

――一人掛けの「アーチボルド グランコンフォート」は座る前と後で、がらりと意見が変わっていましたが、いかがでしたか。

最初見たとき、男性っぽいデザインで「自分の家には置かないな」と思って、見ていました。サイズも大きくて、王様の椅子みたい。けれども座ってみると、すっぽり体が入って、包まれているような心地よさがあって、夢中になっちゃいました。これはいつか欲しい、と思わせる椅子です。横に大きな花を飾って、日向ぼっこしながら本を読みたい。

利便性よりも
底力を感じる家具に出会いたい

――家具選びで重視するポイントはありますか。

「質の良さ」ですね。ラグジュアリーな雰囲気が前に出るものより、落ち着きのある、質の良さを感じるものに目がいきます。あとはレザーや大理石など、その天然ならではの有機的な美しさを活かしているものだとか。“高品質”であることもそうですが、人間が考え抜いた末に生まれた“面白味”を感じたいのだと思います。うまく言葉で表せませんが、「底力のある」魅力をもった家具が好きです。

――「底力」とは、オリジナリティやブランドらしさなどですか。

うーん……先ほどのアーチボルドの椅子も、座面の大きさに比べて、脚が華奢なのでアンバランスに見えますよね。でもそれがかえって、アートのようなシルエットに仕上げています。あれが、普通の幅だったらつまらなくなってしまいますよね。その差は大きいと思います。

今求められる家具とは?
時間をつぎ込んでつくる“逸品”

――これからの時代、どんな家具を人は欲すると思いますか。

人がコンフォタブル、心地よさを感じるような、根源的な「良いもの」を求めるのではないのかなと思います。

――具体的にはどういったものでしょうか。

大量生産された工業製品ではなく、ひとつひとつ人の手を介してつくられているものですね。人がつくりだすものには、有機的なフォルムだったり、どこか温かみがあったりします。制作者が手間暇をかけて、腕を磨いて…いうなれば命を投じてつくっているものです。だから、完成度も高く、受け取った相手に感動を与え、一生持ち続けたいと思わせてくれるのではないでしょうか。

――職人の技術や感性が光る家具は昔からありましたが、なぜ敢えて「これから」なのでしょう。

現代において、テクノロジーが進歩して、AI(人工知能)というすごい技術が生まれました。例えば、AIが過去のヒット商品を学習して、万人に受けるデザイン、利便性の高い家具をつくったとします。大ヒットするかもしれません。でも結局、人の代わりにAIがつくったものは、どこか軽視されてしまうのではないかなと。もちろん、工業製品は需要があるものだから、それ自体が悪いという意味ではありません。
ほら、東京の夜空は街灯りがあって星明りは見えないけれども、ちょっと郊外に移動して星が見えると感動するじゃない。これからの時代、AIや機械の領域はもっと広がっていくでしょう。だからこそ、これからの時代、失われていく“人の手のぬくもり”に改めて触れられるような、有機的な家具を求めるのではないかと思うのです。

風間ゆみえ スタイリスト、ファッションディレクター、ブランドアドバイザー、AMPP認定植物療法士

ファッションの枠にとらわれず、女性のライフスタイル全般をプロデュース。生き方、フィロソフィなど、生み出す世界観そのものが、幅広い世代の女性を魅了する。近年は植物療法士やフランス植物療法普及医学協会認定のメディカルフィトテラピストとしても活動中。著書に『LIKE A PRETTY WOMAN』、『GLAMOROUS HAWAII』(講談社)、『LADY IN RED』(扶桑社)がある。

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