vol.5
marset
PLEATBOX
「本物」と呼ばれる家具には、いくらでも語りたくなるような、深みがあり、物語があります。
私たち大塚家具は、お客様の今だけでなく、その先の人生を見つめ、暮らしのワンシーンを豊かにし、
ささやかな幸せを積み重ね続ける、想いの詰まった「本物」の家具を世界中から厳選してお届けしています。
「PLEATBOX（プリートボックス）」は、1940年代にスペイン・バルセロナで設立され、
技術とデザインを調和させた製品を発表し、多くの受賞歴を誇るマルセット社の代表作のひとつ。
全工程が職人による手作りだからこそ、一点一点に個性が宿る「本物」がもたらす価値とは。
バルセロナ発の
美しき照明ブランド
1940年代にスペイン・カタルーニャ州のバルセロナで設立されたマルセット社は、数多くのデザイナーとコラボレーションしながら、こだわり尽くした製品を作り続けてきた、多くの受賞歴を誇る照明ブランド。多くの若手デザイナーが所属し、それぞれが優れたデザインとこだわりのある照明を発表し、オリジナリティのある感動的な照明を生み出してきました。
「PLEATBOX（プリートボックス）」を手掛けたのは、1981年に地元バルセロナで陶芸家の息子として生まれたシャビエル・マニョサ。子供の頃からろくろや窯に囲まれて育った彼は、バルセロナで工業デザインを学んだ後、陶芸をベースとした工業デザインやアート作品を制作しています。彼のこだわりから生まれた、まるでやわらかい布のような陶器の照明は、そのフォルムや質感が独特の魅力を放っています。
全工程を手作業で、
世界でひとつの個性を
やわらかい布生地だからこそ実現できる、特徴的なプリーツのシルエットを、陶器で表現したペンダント照明「PLEATBOX（プリートボックス）」。一点一点すべてにデザイナー本人が関わり、成形・塗装・仕上げなど、すべての工程を職人の手作業で行うなど、こだわりを持って製造するからこそできる逸品。完成した商品には小さな塗装ムラ、傷などがあり、職人それぞれの個性や手触りなどが反映されているため、すべてが一点モノ。大量生産にはない、手作りの温かみを感じられます。
照明は単に空間を明るくするものではありません。私たちが届けたいのは、ひとつの照明がもたらす、暮らしの豊かさ。今回ご紹介した「PLEATBOX（プリートボックス）」であれば、見た目の美しさはもちろん、手作りならではの温もりある光がもたらす穏やかな空気感と、そこで過ごす家族のやさしい時間。「あかりが変わると、暮らしも変わる」ということを、ぜひ大塚家具ショールームで体感してください。
「本物」が生む、
ワンシーン
希望の光とプリートボックス
すべてが手作りの一点モノで、温かな光を届けるペンダント照明「プリートボックス」のある暮らし──。朝日が脳を目覚めさせ身体を活性化してくれるように、夕日が気持ちを鎮め落ち着いた気持ちを育んでくれるように、「光が人の暮らしのリズムを作っている」というと大げさだろうか。そう考えると、光を放つ照明は、空間の重要な役割を担っているとも言える。だからこそ、照明を選ぶ時、個性的であることにこだわった。この照明は、すべてが手作りであるため、個体差がある。そのかすかな違いさえも、自身の空間のアイデンティティになってしまうのだ。
まるで布のような造形の照明が届けてくれるのは明るさだけではない。やわらかな光は、モノを照らし、人を照らし、その先に影を作り出す。その光と影が空間を温もりある世界観で包み込み、そこにいる家族の穏やかな時間を演出する。光から紡ぎ出される家族の心地いいひととき。それは家族の絆を深め続ける、希望の光のようにも思える。「本物」とは、一日ごとに豊かさを積み重ね、気づかぬうちに快適性を高めてくれるものかもしれない。
※表示の価格は、
2020年4月24日現在の税込価格です。