いつかMatt部屋を
プロデュースしてみたい!
ーーーショールームでは、探しているアイテムの他にも、様々なジャンルのインテリアもご覧いただきましたが、いかがでしたか?
こんなにじっくり色々見たのは久しぶりでした。もっと見たいくらい!普段買い物に行くと、どうしても僕が気づかれてしまうことが多くて、こんな風にゆっくり見たり試したりできないんですよね。
今まであまり見てなかったアイテムも、見てみると素敵なものがたくさんありました。照明とかは、自分の家では埋め込み式で、電球変えるくらいの存在だったんですけど、ショールームにはかわいいものがたくさんあって! 僕、キラキラ大好きなので、こんなの置いたらどうかな?って見て回ると楽しかったです。
シャンデリアもかわいいデザインのものから、男性でも行けそうなシックなデザインのシャンデリアがあったりして、思っていたよりも幅が広いんだなって思いました。
ーーー好きだととことん追求するMattさん。インテリアへの興味もますます広がりそうな予感ですね。Mattさんといえば、美容好きというのも有名ですね!
ありがとうございます。ブライダルモデルをさせていただいたことをきっかけに、メイクやスキンケアにすごく興味を持って、自分で色々調べたり、試したりして、日々楽しんでいます。
家にあるコスメは、それこそドラックストア並にあるかも(笑)。いただくことも多いんですが、顔は一つしかないから使い切れないくらいあります。在庫抱えているお店みたいな状態。
元々パパやお兄ちゃんの物が置いてあった収納スペースを、全部僕のコスメに変えちゃって、一面コスメのスペースもあります。最近では、コスメをプロデュースさせていただくことになりましたが、自分で試して感じたことを大切にしてものづくりをさせてもらっています。プロデュースする際は、みんなが求めているものだったり、悩んでいることに答えてあげられるアイテムにしたいなと思っています。今の時期だったら、マスク荒れとかがどうしても気になっている方が多いと思うので、炎症を抑えることを重視したり。アイテム一つとっても、かなり試行錯誤しています。色やデザインはもちろん、こういう構造なら使いやすいかな、これは使いづらかったから辞めようとか、たくさんのコスメを試した僕だから出せるアイデアがあると思っています。最近では、男性の方もスキンケアに気をつける方が増えてきたと思うので、男性も使いやすいようなデザインにしたいなとか色々考えています。あと、アイテムは名前も重要だなと思って、言葉選びもすごく考えて作っているので、楽しみにしてもらえると嬉しいです。
ーーーこれからプロデュースしてみたいものはありますか?
僕にできることなら、色々やってみたいですが、僕がいいと思うインテリアを集めてMatt部屋作ってみたいです!きっとキラキラなアイテムと、モダンな感じになるかな? 大塚家具さん、一角にプロデュース部屋を作ってくれますか?(笑)
SMAPをきっかけに憧れた
芸能界。「一度は会いたい」と思われる自分であり続けたい。
ーーー多方面で活躍されているMattさんですが、目標としている人はいらっしゃいますか?
僕は芸能界の世界に入る際、「自分はこうありたい!」というイメージを決めてました。自分のこのお化粧に関しても。普段の僕はすっぴんですし、別にすっぴんで歩いても良いのですが、仕事の時はこの格好を必ずします。それは、芸能人の人に初めて会った時の衝撃がきっかけですね。
僕が初めて会った芸能人は、小学校高学年の頃、パパの収録現場について行った時に見たSMAPさんだったんです。見た時に、「うわぁ!芸能人だぁ!」って圧倒されて。その頃は、お化粧とか知らないので、「芸能人ってこんな肌がツルツルなんだ!」とか「背が高いんだぁ!」って。その印象がすごく強くて、芸能人はこうあるべき!って僕の中で思ったんです。
あとは、ディズニーも元々好きだったので、そこで手を振っている演者さんたちが、不自然な顔をしてるけど、でもそれは皆が会いたいと思う顔で、みんなが夢見ている世界観ですよね。でも、あれが普通に生活してたらびっくりしちゃうけど、あそこに行けば会える!っていう感覚ってすごく大切だなって思ったんです。僕も、エンターテイナーとして生きるためには、「会いたい!」とか「一緒に写真を撮りたい!」とか「一度で良いから見てみたい!」とかそういう思いをしてもらうことが大切だなと思って。だから、僕はデビューからずっと変わらず今のスタイルを続けているんです。
どちらかと言うと、今の芸能界ってナチュラル志向だったり、自然を求めたり、親近感を大事にされる風潮だと思うんですけど、僕はあえて逆を行って。一昔前の芸能界っていうのがすごく好きで。異質というか、別世界の感じが僕はすごく好きなので、そこは崩したくないなと僕は思うので、時代とは真逆かもしれないけど、そういう人もいたって良いんじゃないかなと思って続けていこうと思います。
ーーー自分のスタイルを続けていくことは、時に困難な場面もありますよね。
自分の素のままで行くことはすごく良いことだなと思っているんですけど、デビューして1-2年ぐらいはバッシングが毎日のようにすごくて…。それが、割りにあってないというか。現場では、「キレイだね!」とか「こういうことやったら?」とか言われて、求められたことをやったのに、見ている人達や不特定多数の人達がワーッと言ってくることのバランスが合ってない気がして。こんなに好きなことやってても、言われちゃうんだ…って感じでした。
それでも、半年くらい休業してた間も、ずっとインスタは続けていたんですが、自分のお化粧やスタイルを変えずにいたら、いきなりバズり始めて。タレントさんも「Matt加工して欲しい」って言ってくれたり、そこからトントンっと流れが急に来た感じでした。
やりたかった音楽の道も、ジェジュンさんが誘ってくれてライブ出たりとか、そこからまた道が広がって。一昨年の1年は本当に充実して、今への繋がりを作れた1年だったなと思います。なので、自分のスタイルを貫くことで、自分のやりたいことにちゃんと繋がってるんだなって実感しました。
自分の心に正直にありたい。道が開けた今がきっと頑張り時。
ーーー自分がやりたいこと、求めていることと、周りの求めている時にギャップがある時はどうしていますか?
それは、絶対的に自分の心を優先すると決めています。それが失敗したことだって、もちろんあります。でも、それは自分を優先しているから、誰のせいにもできないですよね。もしも、相手を優先させたとして失敗してしまったら、やっぱり人のせいにしてしまいますよね。なので、なるべく自分を優先して、失敗したらそれは自分の責任。そう思って行動するようにしています。
ーーー自身の決めたスタイルを貫くMattさんだからこそ、これからアーティストとして伝えていきたい思いはありますか?
みんなに好きなことをやって欲しいなって思いは強くあります。どうしても環境だったり、周りの人間によって、それが抑制されて、やりたいことができないことってたくさんあると思うんですけど、その殻を破って自分でやりたいことをやって、好きなことをこの人生で叶えて欲しいなと思うので。そういう人たちの背中を押せる存在になりたいなと思います。
ーーー作曲や作詞活動、インスタグラムなど、自分のスタイルをアウトプットする機会が多いMattさんですが、自身へのインプットはどこで過ごすことが多いのでしょうか?
お家ですね。お家でただ休んでいるだけじゃなくて、どちらかというとちゃんと自分自身を見つめている時間だったり、色んなことの整理ができる場でもあります。家は、住みやすさももちろん大切だけれど、本当の自分でいられる場所だと思いますね。
ーーーモデル・タレント・アーティスト・プロデュース業…多方面に活躍しているMattさんですが、今後力を入れたい分野は?
今は、アーティストとしての活動やプロデュースに力を入れたいなと思っています。どっちも家での作業が多い分野の仕事ではあるので、家の環境作りにも力が入りそうです。自分と向き合って、創造していく作業なので、外だとできないんですよね。だからこそ、いいアイデアが生まれそうな良い環境にしていきたいな。
ーーーこれから30代に向けて、挑戦したいことや楽しみはありますか?
30代の男性は超楽しい!って30代の男性からよく話を聞くので、これからその年代になるのがすっごく楽しみなんです。どんな人生というか、環境になっていくんだろう、どんな道が開いていくんだろうってワクワクしています。その楽しくするために、今を頑張らないとなと思っているので、いろんなことに挑戦して色んな失敗も経験しておきたいなと思います。
頑張るためには、家は大切な場所だし、これからも大事にしていきたいなと思っています。そしていつかは、自分も一軒家を建てたいな思いも。僕らしい家をいつか手に入れたいです。
テーブルランプ 「FLOS LAST ORDER」
Mattさんが手に取ったのは、デザイン照明のトップブランドとして認知されているFLOSの「LAST ORDER」。実は、ニューヨークのフォーシーズンズレストランのためにデザインしたテーブルランプ。エレガントさの漂うフォルムは、古代ギリシャの円柱の建築様式を引用 しているそう。「ガラスからの光が柔らかくて素敵ですね。本体のセンサーをタップして操作する動きにも優美な感じがします。リビングや寝室だけじゃなくて、テラスに置いても良さそう」。調光は3段階でき、100%の明るさで約6時間、3%の明るさなら約24時間点灯も可能。
Φ110×H142(mm)
シャンデリア 「LLADRO Belle de Nuit」
可愛さもあるけれど、シックな黒の感じが少し男性向きなデザインでもあって良いですね。
可愛らしいデザインのシャンデリアに目がいく中、Mattさんが見つけたのは、スペインのラグジュアリー・ポーセリンアートブランド「リヤドロ」の華やかなシャンデリア。「シャンデリアって、女性らしいデザインが多いイメージでしたけど、色やデザインでも男性でも好ましいものがあるんですね。一つ一つの形も素敵なので、見入っちゃいます」。Mattさんが注目したシャンデリアのデザインは、成長にしたがい花々の色が変化する、不思議な魅力を持つオシロイバナからインスピレーションを得ているそう。ポーセリン(磁器)の温かみと魅力的な色彩を合わせ持った名品の一つ。
Φ1000×H1250(mm)
直感的に操作できて、調光もできて、インテリアのアクセントになりそうです!