招く側に立った時に、
「もっとこうしたい!」という自分のアイデアが出てきた

ーーーー最近インテリアに興味津々と伺いました。何かきっかけがあったんでしょうか?

僕の家では、昔から父がよくゲストを招いてホームパーティをしていました。今までは、招いているのを見ているだけだったんですけど、2~3年ぐらい前からだんだん僕自身がホームパーティのホストになって、友達を招くようになりました。このご時世の前ですが、それこそ20〜30人くらい呼んで。そうなると、「こういうのがあったらいいのに!」「これが足りない!」ということがどんどん出てくるようになりました。

家はもちろん、僕たち家族が住む場所でもあるんですけど、”人を招く時”を想定したインテリアも大切だなと思うようになったんです。今のお家は、10年くらい前に引っ越した家で、当時の僕はまだ10代で家具に興味もなかった。だから、パパやママが選んだ家具たちなんですよね。なので、これから買い揃えるものは、僕の意見も取り入れたものを加えていけたらいいなと思っています。

今回、ショールームにお邪魔することを家族に話したら、「家にある家具は、大塚家具さんで結構揃えた」って言ってました! 実際に回ってみたら、家にある家具のブランドを見つけてコーディネートの参考にしたいなと思いました。 

ーーー現在のお家のインテリアは、どういうテイストなのでしょうか?

色は、白や黒、グレーやブラウンなどベーシックな色調のもので統一されていますね。モダンなデザインのものです。ベーシックなものだと、他の色と合わせやすいんですよね。例えば、ゴールドやシルバーの食器を気分によって変えたとしても、コーディネートがしっくりきます。僕自身、色を意識して取り入れるようにしているんです。その日その時の自分の心が欲している色をなるべく取り入れることで、整うというか心地いいんですよね。なので、ベーシックな色味でインテリアをこれからもベースにおしゃれな空間にしたいなと思います。

ーーーこれからMattさん自身が新しく桑田家に取り入れていくインテリアで大事にしたいことはありますか?

そうですね、色をもっと活用していきたいなと思います。先ほど話したベーシックな色味一つをとっても、すごく幅があるじゃないですか。「黒」と言っても、艶のある黒とか、シックな黒とか。色味の中でも、かっこいい取り入れ方をしていきたいなと思ってます。

今の僕は、ゴールドに惹かれがちなんですよね。今のネイルでもそうなんですけど、ゴールドが入ってる。黒×ゴールドとかいいなと思っているので、上手に空間に取り入れていきたいです。でもそれは、あくまで今の気分。好みは変わっていくものだと思うので、そのことを受け入れて、どんなものにでも合うベーシックなものと、変化を楽しむアイテムを分けて選んで行けたらいいですね。

海外の豪邸を参考に。
心地よい空間を作りたい!

ーーーMattさんはインテリアを選ぶ際に参考にしているものはありますか?

なかなかショールームでじっくり見ることは最近できてないので、もっぱらネットで探しています。可愛いものを見つけると、ママにすぐ報告して「これ可愛くない?!」って。僕は、結構ママと好みが合うので、よく二人で盛り上がります。パパとお兄ちゃんは似ているかな。なので、結構ママと僕で「こっちがいいよ!」って押し切っちゃうことも多いです。

参考にしているものは、Youtubeで海外のインテリアを見るのが好きです。普通のお家だけじゃなくて、海外の豪邸って見ていてすごくワクワクするんですよ!それぞれの豪邸にこだわりがあってとっても素敵なんです。夜、スチーマーを浴びながらとか暇な時に、ずーっと見ちゃいます(笑)豪邸も人を招く家として参考にしています。いつかこんな豪邸を作りたいな!って。

それから、インテリアに興味を持つようになって日常的にインテリアが気になるようになりました。レストランやホテルに訪れた時も、以前は美味しそうな料理にしか目が向かなかったのに、今はカトラリーたちをどう置いたら使いやすいのか、綺麗に見えるのか、色のコーディネートもこうしたら上品に見えるなとか、花瓶の高さや置き場所まですごい見ちゃう(笑)。トイレですら参考になりますよ!

視点が変わると、これまでも訪れていた場所が違う角度から見られるので最近お出かけがすごく楽しいです。

ーーーお家大好きなMattさんですが、一人暮らしをしようと思ったことは?

ないですね。きっとできない(笑)。大学生の頃、ちょっとだけ留学をしていたことがあるんですが、その時家を離れたくらいで、ずっと実家にいます。

ーーー留学していた頃は、ホームシックになったりはしましたか?

それが全くホームシックになりませんでした。意外と1人で暮らすことができて、とても快適な環境でした。友達もたくさん現地ででき、楽しかったです。大学4年生の時に行ってました。

それでも、周りの日本人の子は、ほとんどホームシックになってましたね。僕は全然で、こんなに離れても平気なんだ!って気づきました。電話もほとんどしなかったんじゃないかな。

向こうでは、寮生活をしてました。ルームメイトと過ごすのも新鮮で楽しかったです。ルームメイトがマットだったので、マット×Mattでそれも楽しかったです。環境が変わっても意外と順応できるタイプでした。

向こうには広さとか魅力的な部分もあるんですけど、帰国したら、日本の清潔感とか整った環境の素晴らしさに改めて気づきました。気づかないようなところも、誰かがキレイにしてくれている、日本人の心遣いが素敵だなって思いましたし、心地よい空間作りの大切さにも気づけたかなと思います。

家は自分への投資。
本当の自分を解放してくれる

ーーー色々計画中とのことですが、少し具体的に教えてください。

我が家はテラスでBBQを行うことが多いので、ベランダでも使える椅子やテーブルを探しています。アウトドア!って感じのゴツいのではなく、モダンでシックなデザインのものが理想。テラスも、お家から続く空間なので、なるべく家の雰囲気との統一感を大切にしたいんです。あと、パパも僕も身長が高いので、大きめの椅子がしっくりくるかな。

あとは、ホームパーティをすると我が家には椅子が足りない!って常々思っていたんです。一人掛けの椅子とか、もっと置けたらゲストも自分たちも嬉しいだろうなって。椅子も、今置いてあるソファに色味を合わせてみるのもいいし、一つだけデザインが違うのを置いてもアクセントになりますよね。いろんな組み合わせをショールームで見て、「こんなのもいいな」って勉強になりました。

ーーーMattさんはお家で過ごす際は、どちらで過ごす時が一番リラックスできますか?

仕事から帰ってきて、リビングのソファでダラっとしている時がリラックスできます。疲れた〜ってそのまま寝落ちしちゃうこともありますよ(笑)。お休みの日は、家族でソファに座って一緒にネットフリックスで映画を観たりもします。

あとは、3階に音楽用の部屋があるので、そこでピアノを弾いたり、サックスを吹いたり、作曲をしている時間がすごく楽しいですね。

映画を観るか、音楽をしている時が一番リラックスできます。

ーーー音楽用のお部屋があるんですね!そのお部屋のこだわりは?

その部屋は、他の階とは違って、ヒノキっぽい木の感じが剥き出しのフローリングの部屋なんですよね。割と他の部屋よりも木目調な部屋になっているかなと思います。ピアノやサックスを演奏する部屋なんですけど、バーカウンターもあるんですよ。

例えば、テラスでBBQをした後デザートタイムになる頃には、みんなで3階へ行ってバーでお酒を飲みながらピアノを弾いたり、歌ったりするのにも使います。なので、照明は調光できるタイプのもので、ソファも置いてあるので、暗い時もおしゃれな空間にしたいなと思っていています。今でも、結構落ち着く空間ですけどね。その時間が僕はとても好きで、一人で過ごす場でもあり、みんなとも過ごせる場にもなるんです。

ーーーMattさんにとって、お家はどんな存在?

仕事の自分とプライベートの自分ってほとんど変わらないんです。友人たちから言わせると、「本当にいつものままテレビに出てるんだね!」って笑ってるくらいそのまま。そんな僕だけど、家は、本当の自分を出して受け入れてくれる場所だと思います。デビューしてすぐ、色んなバッシングを受けて半年くらいお仕事をお休みしたことがあったんです。色んな意見をたくさん受けたけれど、その時に自分を曲げて変えようとは思わなかったんです。そう思えたのは、家で過ごしている時期、ありのままの自分とじっくり向き合えることができたからかなって思います。家は、自分と向き合う場所であり、好きなことに取り組める場所。なので、家を心地よくすることは、自分への投資と同じことだと考えています。家が居心地悪いと、自分と向き合うこともできないと思うので、環境は良い方がいいと思って、これからもしっかり投資していきます。

これ欲しい!
ITEM01

アームチェア 「Poltrona Frau ASSAYA」

くるくる回る椅子って楽しい〜!動きがあるけど、座り心地はすごくしっくり。

「もしかして回転式ですか?」とMattさんが興味を持ったのは、イタリアの老舗ラグジュアリーブランド「Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)」の「ASSAYA(アサヤ)」。座った瞬間から、「すごく座り心地が上質!」と驚いたチェアは、丸みのある柔らかなデザインで優しい印象。「グレーの色もすごく好みです。ずっと座っていたい」とMattさんをリラックスムードに導いた秀逸なアームチェア。

W 760 x D 860 x H 990(mm)、 SH 435 mm

これ欲しい!
ITEM02

アームチェア 「Poltrona Frau 1919」

見た瞬間にすごく素敵だなって思いました!手触りもすごく上品

Mattさんが座ると、まるでそこは海外のホテルのよう!1919年に発表されたウィングバックスタイルの「ジェントルメンズチェア」と呼ばれる美しい一脚に腰をおろしたMattさん。「昔からあるデザインなのに、すごく座り心地がいい!人が心地よいデザインってずっと変わらないのかな?」と驚いていた様子。熟練の職人により施された背もたれの装飾的な革の張り方やロールアームが洗練された雰囲気を演出し、変わらず人々の心を魅了し続ける名品です。

W900 x D950 x H930(mm)、SH 500mm

  • 情報は2021年9月1日(公開日)時点のものとなります。
  • ご紹介した商品の仕様・価格・取扱い状況は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
  • 次回の更新予定日は11月17日(水)です。

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