Arabesque　アラベスク

アームチェア「 Arabesque」の緩やかなラインはバレリーナが片脚を上げてバランスを取っている姿と同じ自然の緊張が感じられます。
このプロジェクトでデザイナー大城健作は流れるようなバランスを生み出し、高度な細工からあふれ出るしなやかな優美さを実現して、ピュアな美しさに結実させています。
薄いクッションが花弁のように重なった座面はとても心地よく、構造としての機能も果たしています。
コンパクトで無駄のない美しさは、同時にダイナミックな活力にあふれています。
アームチェア「Arabesque」には考え抜かれた心地よさがあり、意図的に低くした座面と傾いた背面にプーフを組合わせると、ついついリラックスした姿勢になってしまいます。

素材と構造のディテールは人間工学的に最高の効果を生むように計算されつくしています。アームチェア「 Arabesque」の高いバージョンは、硬質ポリウレタン製で金型成形発泡ポリウレタンのパッド材を使ったヘッドレストが付いています。背面と座面の構造は金属製のインサートと発泡ポリウレタンのパッド入りの金成形硬質ポリウレタン製です。クッションは熱形成ABS製で、発泡ポリウレタンのパッド入りです。金属パイプは、肘掛はガンメタルカラーまたは黒光沢仕上げで、肘をもたせかける部分には発泡ポリウレタンの薄いパッドが入っており、Pelle Frau® の上張りが手作業で縫いつけられています。アームチェア「Arabesque」のカバー材はPelle Frau® またはレザーとファブリックのエレガントな組み合わせです。