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【大塚家具のSAが解決!】春に向けて寝室のカーテンを素敵にデザイン。スムーズにオーダーするポイント

3月は引っ越しの季節。新生活に向けて、カーテンを新調する人は多いと思います。そこで、寝室のカーテンをオーダーするときのポイントやカラーなどを、大塚家具のカーテン専門スタッフがご紹介いたします。

2023/07/26

3月は引っ越しの季節。新生活に向けて、カーテンを新調する人は多いと思います。そこで、寝室のカーテンをオーダーするときのポイントやカラーなどを、大塚家具のカーテン専門スタッフがアドバイスします。

レースで5~6年、ドレープで8~10年が寿命

引っ越しシーズンに、カーテンを新調する方は多いですか?

そうですね。お部屋に合わせてカーテンも替えると、フレッシュな気持ちになります。とはいえ、弊社ではサイズ直しも承っているので、以前、新調したカーテンを、そのままリフォームして使っていただくというケースもあります。

「愛着があるから末永く使いたい」という方には、リフォームもよいですね。カーテンの寿命の目安はどれくらいですか?

日当たりなどの条件で若干変わりますが、
レースカーテン……5~6年
ドレープカーテン……8~10年
ぐらいが目安です。

カーテンは、ドレープカーテンとレースカーテンのセットが定番ですが、レースカーテンは必要ですか?

基本的には、セットでおすすめしています。レースカーテンがあると、冷暖房の効率がよくなります。また、日当たりがよい寝室では、強い紫外線からドレープカーテンを守る効果もあります。

寝室のカーテンをオーダーする流れは? 期間はどれくらい?

寝室のカーテンをオーダーするときの手順を教えてください。

次のような流れになります。

約1ヶ月前

1.店舗で打ち合わせ
カラー、生地、コーディネートなど、さまざまな観点から、経験豊富なスタッフがアドバイスします。

2.お見積もり

約20日前まで

3.採寸
専門のスタッフがお客様の自宅へ伺い、採寸します。

4.最終お見積もり

約14日前まで

5.発注
大塚家具のオリジナル縫製では、ヒダ山の美しさや縫い目の見え方にもこだわりながら、細部にわたり丁寧に仕上げます。

6.お支払い

完成

7.納品
カーテンレールが設置されていない場合、取り付け施工もOK(有料)。

オーダーカーテンは、採寸後約2~3週間でお届けできます。

打ち合わせに行くとき、事前準備しておくとよいことはありますか?

寝室の図面をお持ちいただけると、選んでいただいたカーテンでの概算見積もりを、その場で算出できます。

 

また、スマートフォンなどで撮った窓や寝室の画像があると雰囲気がわかり、ご提案しやすいです。

寝室のカーテンを選ぶときのポイントを教えてください。

必ず確認するのは、「遮光タイプをご希望か」「遮光タイプなら1~3級のどのタイプか」ということです。

 

遮光タイプは、光を遮る度合いによって1~3級に分類されています。「少しの光が漏れても眠れない」という方は1級を、「遮光が強すぎると、朝に光が入らなくて起きられない」という方は2~3級を、という具合におすすめします。

 

光にこだわる方は、1~3級までをショールームで見比べてみてください。

おすすめのカラーは?

安らぎの色である、グリーンやベージュが好まれています。落ち着いた雰囲気のある、濃いブラウンや、グレーも売れ筋です。

 

また、無地が定着した人気ですが、最近は柄ものも注目されています。クラシックや北欧など、寝室の雰囲気に合わせた柄ものカーテンも楽しいですよ。

素材は何を選ぶとよいでしょう。

ポリエステルが圧倒的に多い傾向があり、選んで間違いがありません。自宅で洗濯できるものが多く、メンテナンスしやすいメリットがあります。

 

また、カーテンは湿気や乾燥で伸び縮みしやすいのですが、ポリエステルは、そのような寸法変化をしにくい素材です。

外の光を遮る、プロの教える裏ワザとは?

カーテンをオーダーするとき、プロならではの裏ワザはありますか?

寝室は多くが腰高窓だと思いますが、カーテンは床までの長さで仕立てることが、ひとつの裏ワザです。外からの光が入りにくく、冷暖房効果も高まります。

 

窓が大きく見えるので、部屋が広く見えるメリットもあります。

寝室のカーテンをオーダーする場合、だいたいの予算は?

腰高窓が1つの場合、1万円台からそろいます。

 

お手軽派は既成品も。自分で計測するポイントは?

もっと高額なイメージがあったので、少しホッとしました。とはいえ、手軽に既成品を求める方もいるのではないでしょうか。

そうですね。既成品のメリットは、在庫があればすぐに持ち帰りができることや、お手ごろ価格にあります。

 

ただし、サイズが決まっていて、バリエーションも多くありません。最近は大きめの窓も多いので、「長さが短い」「2枚では横幅が足りない」といったことにならないよう、きちんと計測する必要があります。

自分で計測するときのポイントを教えてください。

幅……カーテンレールの長さ
長さ……カーテンを引っかけるランナーの下から窓枠の下
を測ります。窓のサイズではないので、注意してくださいね。計測した長さより、大きめのカーテンを選ぶとよいでしょう。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

カーテンは、寝室の雰囲気をつくる重要なポイントです。色、柄、素材など、実際にショールームに足を運んで、見比べて選んでください。私たちも、新生活を気持ちよくスタートさせるお手伝いをいたします。

高橋啓子(たかはしひろこ)

大塚家具 スリープアドバイザー

高橋啓子(たかはしひろこ)

IDC大塚家具 有明ショールーム プランニングチームアシスタントマネージャー/整理収納アドバイザー2級

カーテンを担当して9年。お客さまとのヒアリングを大切にしながら、カーテンはもちろん、家具や収納にいたるまで、幅広い観点からのトータルアドバイスを心がけています。なんでもご相談ください!

 

【スリープアドバイザーとは】
睡眠研究機関である「スリープ研究センター」が認定している資格。睡眠の専門知識に関する講座を受け、試験に合格した人だけが名乗ることができます。大塚家具では、各ショールームでスリープアドバイザーがお客さまのよりよい睡眠のための相談役として活躍しています。

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