テレビボード(テレビ台)を選ぶ前に、まずは、テレビのサイズ表記についてご説明します。
テレビのサイズを表す単位、「インチ(型)」は画面の対角線の長さを表しており、1インチ=2.54cm。
こちらを現在の主流である一般的なテレビの縦横比16:9とした場合、テレビの幅や高さは表のようになります。
尚、インチ(型)はフレームも含めたサイズとなるため、メーカーや製品によって若干数値がずれることがあります。
テレビとボードの選び方
テレビの寿命はおおよそ10年。
もし今テレビを替えるなら、同時に目にするテレビボードにもこだわって暮らしを整えてみませんか。
今回はテレビボードの選び方のポイントや、
近年人気の壁掛け風などおすすめモデルをご紹介します。
テレビのサイズとテレビ台
・テレビのインチ(型)と実際のサイズ
サイズの目安
| インチ | 幅 | 高さ |
|---|---|---|
| 40型 | 88.5cm | 49.8cm |
| 43型 | 95.2cm | 53.5cm |
| 48型 | 106.2cm | 59.8cm |
| 49型 | 108.5cm | 61cm |
| 50型 | 110.7cm | 62.3cm |
| 55型 | 121.7cm | 68.5cm |
| 60型 | 132.8cm | 74.7cm |
| 65型 | 143.9cm | 80.9cm |
| 70型 | 154.9cm | 87.9cm |
| 75型 | 166cm | 93.4cm |
| 77型 | 170.5cm | 95.9cm |
| 85型 | 188.2cm | 105.8cm |
※※フレーム込みのサイズのため、メーカーや製品によって若干差があります。
・最適な視聴距離から設置場所を決める
次に、設置場所について検討してみましょう。
テレビの製造メーカーが推奨する最適な視聴距離は
一般的なフルHDテレビの場合だと、画面高の3倍、4Kテレビの場合は、画面高の1.5倍と言われています。
例えば同じ75インチでも、フルHDでは2.8m、4Kの場合は1.4mとなります。
ちなみに、テレビの最適視聴距離とは、テレビを見ていて“最も深い没入感を堪能できる”距離です。
実際にはカメラの動きや被写体の動きの激しさによっては目が疲れたり、体質によっては乗り物酔いに似た「動画酔い」を引き起こす可能性がありますし、家具の配置によってはテレビを置いた時に圧迫感が出ますのであくまで目安となります。
・好みのバランスを考える
テレビのサイズと設置場所が決まったら、テレビボードの幅を選びやすくなります。
機能面だけでいえばテレビボードの横幅はテレビが置ければ問題はありませんが、テレビの両脇に20~30cmほどの余裕があるとバランスがよく安心感があり、テレビ周りをすっきりと見せることができます。
55インチのテレビを例に、テレビボードをあわせてみました。
●55インチの場合(テレビ幅:約122cm)
テレビボードの種類とタイプ
セラミック調のテレビボード
キッチンボードやダイニングテーブルで、人気の高いセラミック。テレビボードでも、モダンでスタイリッシュなインテリアスタイルに合わせやすい、セラミック調のモデルが増えています。
しっかり隠せる板扉タイプ
板扉タイプでも、デザインの工夫により赤外線を透過するモデルが登場。扉を閉じたままでもリモコン操作が可能になりました。ゲーム機本体やAV機器をしっかりと隠せるのでリビングがすっきりとします。
施工不要で壁掛け風に
近年人気が高い壁掛けテレビ。しかしながら、賃貸マンションで施工ができない、一度施工したら位置を変えることができないなど、取り入れるにはハードルが高い現状があります。
そんな中、多くの収納家具メーカーが販売しているのが「壁掛け用パネル」や「壁掛け用アーム」。通常のテレビボードに追加することで、壁に穴をあけずに壁掛けのようなすっきりとした見た目を実現できます。
まるで造作!ユニットタイプ
リビングの雑多なものを少しでも隠したい、キュリオケースのように、飾るスペースとして活用したい。天井までの高さにしたい。
そんな希望を叶えてくれるのがセミオーダーのユニットタイプ。置く場所のサイズや用途に合わせてお選びいただけるので、オーダー家具のようなリビング収納を実現できます。












