ベッドフレームは、大きくて存在感のあるアイテム。寝室のイメージチェンジをしたいなら、まずはベッドフレームのデザインを決めるのがポイントです。今人気のモダンなベッドフレームや寝室コーディネートについて大塚家具の『スリープアドバイザー』に聞きました。

一般的なベッドフレームは、大きく分けると引き出し収納がついているタイプ、ステーションタイプといって脚がついているタイプ、ヘッドボードに収納が付いた宮付きと呼ばれるタイプがあります。

ひと昔前は、ヘッドボードに厚みがあり、ドンと重厚感のあるデザインが多かったですね。色もナチュラルとダークブラウンの中間色のような、ミディアムオークといわれる色が人気でした。

最近は、昔と比べて、デザインの選択肢が広がっていますよね。私が流行っていると感じるベッドフレームは、自然テイストの木目調のもの。ご自分で無垢の木の箱を並べたような自然な雰囲気のものをDIYでつくられるかたもいらっしゃいますよ。

大塚家具で人気があるのが『アルディ』というベッドフレームです。木の板を並べたようなナチュラルな雰囲気を味わえるデザインで、マットレスを置いたときに左右に少し余白が出るように大きめにつくられているのがポイントです。

カバーには、カジュアルすぎないものを合わせてあげると、モダンで大人っぽい雰囲気になると思います。

一方、こちらは天然木を使った『エール』というベッドフレーム。ダークな色合いがカッコいいモダンな雰囲気のデザインです。

逆に、ナチュラルでモダンな雰囲気を軽やかなベッドフレームで演出したいというかたには、天然木の柔らかな印象のベッドフレームもおすすめです。

ヘッドボードに少しだけ収納が付いているものも人気です。

スマホやメガネなどちょっとした小物を置きたいけど、寝室のスペースに余裕がないのでヘッドボードには厚みがないほうがいいという声をよくうかがいます。なるべくスリムで、収納スペースもあって、コンセント口も付いている、使い勝手もデザインもモダンなベッドフレームも人気ですね。

もう少し収納がほしいというかたは、雑誌などが置けるスペースがついたベッドフレームもおすすめです。

ベッドフレーム自体に収納がないなら、ベッドサイドにナイトテーブルを。同じウォールナット系に統一するなど、同系色ものを横に置いてあげるだけで、モダンな雰囲気が出てくると思います。

最近、ボタニカルをキーワードに、観葉植物をたくさん置くのも流行っていますよね。私も、寝室に観葉植物をけっこう置いているんですが、これも寝室を今風な雰囲気に演出するポイントだと思います。

私の場合は、朝起きて、カーテンを開けて、植物に水をあげながら自分もゆっくりと水を飲んで。そんな生活に憧れてはじめたのですが、実は、朝の光を浴びるのは、目覚めにも、夜の眠りにもいいと言われています。植物にとっても、自分にとってもよいこの習慣、ぜひ皆さんも取り入れてみてください。

＊記事中で表示した商品については、商品モデルの入れ替えなどに伴い、内容が変更になる場合もあります。