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ローベッド or 収納ベッド? 秋のくつろぎ感のカギはベッドフレーム

寝室の中で一番大きな家具といえば、ベッド。ベッドフレームのデザインによって、寝室の雰囲気はガラリと変わります。そこで、大塚家具の『インテリアアドバイザー』に、開放感のあるローベッドタイプや収納タイプ、寝心地重視タイプなど、おすすめのベッドフレームを聞きました。

2023/07/26

寝室の中で一番大きな家具といえば、ベッド。ベッドフレームのデザインによって、寝室の雰囲気はガラリと変わります。そこで、大塚家具の『インテリアアドバイザー』に、開放感のあるローベッドタイプや収納タイプ、寝心地重視タイプなど、おすすめのベッドフレームを聞きました。

脚タイプ、箱タイプ、2段重ねタイプに、ローベッドタイプ。

ベッドフレームには、どんなタイプがありますか?

タイプで分けると、脚タイプ、引き出し収納ついた箱タイプ、ホテル仕様のマットレス2段重ねタイプといった3つに大きく分かれますね。

 

脚のついたタイプは、床板がすのこになっているものが多く、通気性がいいというメリットがあります。最近は、お掃除ロボットが入れるような脚の長さのものもありますね。

 

引き出しのついた箱タイプは、シングルサイズでも約1m×2mあるベッド下空間を有効活用したいという方におすすめ。特にスペースが限られるお子様部屋に選ばれる方が多いですね。シーツの洗い替えを入れたり、タオルケットを入れたり、収納スペースを確保できます。

 

寝心地を重視したいという方には、マットレスの2段重ねタイプがおすすめです。スプリング(金属のバネ)が入っているボトムクッションに足がついていて、その上にマットレスを重ねて使います。ボトム部分も寝心地をよくしてくれ、マットレスの耐久性アップにもなるということで、選ばれる方がいらっしゃいますね。

 

あと、最近人気があるのは、フレームの高さが低いローベッドタイプ。フレームの横幅がマットレスより少し広くなっているなど、和モダンテイストの旅館のようなイメージで、くつろぎの寝室を演出するにはぴったり。日本の住宅は、一般的には天井高が2m40〜50cmくらいなので、ローベッドだと上の空間が広くなり、開放感のあるゆったりとした寝室を演出できると思います。

デザインも機能性も◎のベッドフレームで、くつろぎの寝室へ。

ローベッドの他に、くつろぎの寝室におすすめのベッドフレームは?

私は、まずお客さまには、寝心地重視ですか? 収納重視ですか? デザイン重視ですか? とお伺いします。何を求めていらっしゃるかによって、おすすめのベッドフレームは変わってきますので。とはいえ、なかには、例えば、デザイン性も重視しながら、引き出し収納がしっかりとついたベッドフレームもあるんです。

エレガント系がお好きな女性にぴったりのベッドフレームですが、下には引き出しがたっぷりと付いています。リビングやダイニングでは、この雰囲気はなかなか出しづらいかもしれませんが、寝室なら自分の大好きなスタイルにひたれますよね。

 

また、クッション性のあるヘッドボードがついたタイプもおすすめですね。ソファのような感覚でもたれながら、リビングにいるようにくつろいでいただけると思います。

木のベッドフレームがお好みなら、落ち着いた雰囲気を演出できるウォールナット(くるみ)の材質のものが最近人気です。ナチュラル系やウォールナット系といった色味だけでなく、木の素材感が出ているかどうかによっても、寝室の雰囲気は変わってくると思います。

一見フラットなのに、スマホも置けてすっきり。

上手にベッドフレームを選ぶコツは?

ローベッドタイプでなければ、ベッドフレームを選ぶときの高さとして、マットレス込みで50cmくらいを目安にされるといいと思います。マットレスまでのフレーム部分で25cm、マットレスで25cmくらいが平均的。ダイニングチェアの座面が42〜45cmくらいなので、それよりも少し高く、おしりが着地しやすいと感じる高さですね。

 

ご年配の方などは、低すぎると膝に負担がかかりやすいので、低いタイプは避けた方がいいかもしれません。腰をかけやすい、やはり50〜60cmくらいの高さがおすすめですね。

 

最近は、寝心地重視のマットレスを選ぶと、マットレス自体の厚みが高くなってしまいます。気になる方だと、フレームの高さを低くして、全体の高さを調整される方もいらっしゃいますね。

 

ベッドフレームは、家具と一緒でお好みは人それぞれですが、最近は、ヘッドボードがフラットな省スペースタイプも人気です。フラットなタイプでも、少しだけ収納スペースのついたデザインのものもあります。

目覚ましアラームでスマホを使われる方が多いので、コンセントが差せて、スマホが置けるだけでも便利ですよね。いろいろなメーカーから出ていてバリエーションも豊富なんです。

私はいま、引き出しのついたベッドフレームを使っているのですが、ベッドの横にスペースがあるので、読書をするためのリクライニングチェアを置いています。そこで本を読んだり、テレビを眺めたり、自分の時間を楽しめるような寝室にしているんですね。

寝室のコーディネートを考える際は、ご自分が寝室でどんな時間を過ごしたいかをイメージしながら、ベッドフレームや家具を選んでみてくださいね。

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インテリアのはなし編集部

大塚家具のインテリアのはなし編集部では、家具の選び方やレイアウトのコツ、お手入れ方法などインテリアについてのお役立ち情報をお届けしています。

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