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リビングをワンランクアップさせる照明の選び方

リビングのインテリアを決める中で、見逃せないアイテムの一つである照明。モデルルームのようにおしゃれなリビングにしたいとお考えの方は、照明も妥協せずに選んでみましょう。

 

部屋をパッと明るくする照明は、自然と目線が集まるインテリアでもあり、お部屋の印象を左右します。ただおしゃれな照明を選ぼうと思っても、どんなアイテムを選べば良いのか、自分の部屋に合うものはどれなのか迷いますよね。

 

今回はリビングをオシャレに見せてくれる照明の選び方をご紹介します。リビングに設置されることの多い、一般的な照明の分類についても解説しているので参考になれば幸いです。

2021/01/28

リビングをオシャレにする照明のポイントと選び方

まずはリビングをより雰囲気良く見せてくれる照明と、その選び方についてです。一言で「照明」と言っても種類はさまざま。役割や印象の与え方も異なります。照明を知って、オシャレなリビングを実現しましょう。

時間や生活シーンに合わせてライティングに変化をつける

照明を使う時間帯は基本的に夜ですが、場合によっては日中もつけることがあるでしょう。使用する時間やシチュエーションに合った照明を選ぶことで、オシャレな雰囲気のお部屋になります。

 

リビングにおすすめの照明の種類

※画像はイメージです。

 

シーリング照明

シーリング照明とは、天井に直接取り付けるライトのこと。視界に入りにくく、高い位置から光が広範囲に広がるように照らすので、人が集まるリビングなどでよく使われます。光の量や光色を変えることができるタイプもあり、シーンに合わせて幅広い使い方ができます。

 

ペンダント照明  

ペンダント照明は、天井からコードやチェーンなどで吊り下げられたライト。光が届く範囲はシーリング照明よりもやや狭くなりますが、インテリア性が高いので室内の良いアクセントになります。テーブル上に吊るせば、まるでスポットライトのように手元を照らしてくれるので、いつもの食事をさらに雰囲気良く見せる効果も。複数のペンダントライトを組み合わせて、お部屋を演出するのもオシャレです。

 

フロア照明

フロア照明は、床に設置するタイプのライト。コンセントさえあれば、照明の置き場所を自由に決められるので、手軽にコーディネートを楽しむことができます。壁を照射する間接照明や部分照明に適しているので、インテリアや小物をライティングするのにも便利。支柱がついた先にライトがついているものは、「スタンドライト」や「フロアスタンド」と呼ばれることもあります。

 

テーブル照明

テーブル照明は、その名の通りテーブルの上に置くライトです。「テーブルスタンド」とも呼ばれ、シンプルなものから凝った装飾がされているものまで、さまざまな商品が展開されています。テーブルの上の光量が足りない時はもちろん、インテリアのアクセントとしても活躍するアイテムです。

一室多灯を取り入れて全般照明と局部照明を併用する

※画像はイメージです。

 

照明の役割には、大きく分けて2種類あります。お部屋全体を明るく照らす「全般照明」と、特定の狭い範囲だけを照らす「局部照明」です。

 

リビングにまず設置したいのは、空間全体を照らすシーリング照明。どんなシーンにも対応できる優秀アイテムで、お部屋に馴染みやすいシンプルなデザインが多く揃います。

 

照明で個性を出すなら、テーブル照明やフロア照明といった局部照明を組み合わせてみましょう。間接照明としても使える多機能タイプや、ユニークなデザインのアイテムも多く、オリジナリティ溢れる光の演出が楽しめます。

場所や用途に合わせて光源の種類を選ぶ

※画像はイメージです。

 

照明には「昼光色」や「昼白色」、「電球色」といった色味の違いがあります。色ごとの特徴を理解して照明を使い分けると、快適なリビングが完成するでしょう。

 

昼光色は青みのあるクールな光。細かいものの視認性が上がり、集中力も高まるので、読書や勉強などに適しています。ただ、はっきりと見えすぎて目が疲れてしまうこともあるため、必要な時だけ使うようにすると良いでしょう。

 

昼白色はクセのないホワイトの光。自然に近いカラーなので、メイクや洋服のコーディネートなどにも向いています。昼光色と同様、読み書き用に選んでもOK。比較的優しい明るさなので、常に点灯していても目への負担は少なめです。

 

電球色は、オレンジの色味がかった暖色系カラーです。リラックスしやすい色なので、就寝前やソファでゆったりする時など、この色の照明に切り替えるのもよいでしょう。小物や料理などがオシャレに見える演色性に優れる色なので、落ち着いた雰囲気作りにも適しています。

空間全体のインテリアイメージや光源色などにも配慮した照明計画が大切

※画像はイメージです。

 

照明はインテリアを引き立てる脇役的な存在になることが多いですが、優秀な脇役ほど主役をよりかっこよく見せてくれます。

 

クール系やナチュラル系など、お部屋のインテリアテイストやテーマに合わせて、その雰囲気にあったデザインの照明や光源色を選びましょう。

リビングをオシャレに見せる照明コーディネート

照明の役割が把握できたところで、続いてはシーンごとのオシャレな照明のコーディネート術をご紹介します。

食事シーンではフロア照明やペンダント照明を併用する

※画像はイメージです。

 

お食事タイムを演出するなら、フロア照明とペンダント照明を組み合わせてみましょう。お料理がおいしそうに見える「電球色」のライトを使うと、さらに雰囲気アップ。

 

フロア照明とペンダント照明の光源色が異なると、お部屋の統一感がなくなり落ち着かない印象になってしまうことがあるので、それぞれの照明の光源色は揃えるようにしましょう。

リラックスシーンではフロア照明やテーブル照明で床や壁を照らして雰囲気を演出する

※画像はイメージです。

 

お風呂の後や就寝前などのリラックスタイムは、フロア照明やテーブル照明などを間接照明として使うのがおすすめ。やわらかい光源がお部屋に広がり、気分を落ち着かせてくれます。

 

空間の一部だけを明るく照らすスポットライトも選択肢に入れると、空間にメリハリが生まれ、オシャレ度もアップ。

読書や作業シーンはスポットタイプのフロア照明やテーブル照明で手元の明るさを確保

※画像はイメージです。

 

本を読んだり、細かい作業をしたりするときは、手元近くをスポット的に照らすフロア照明やテーブル照明を活用しましょう。必要な時だけ手元でオンオフできるタイプであれば、用途に合わせて自在に光の位置をアレンジすることができます。

 

必要なところだけをピンポイントで照らすスポットタイプなら、お部屋全体の光源色を干渉しにくいので、雰囲気を損なう心配がありません。

リビングをワンランクアップさせるおすすめの照明

お部屋全体を照らすシーリング照明

まずは全般照明として使えるシーリング照明をご紹介します。お部屋の広さによっておすすめのタイプが異なるので、ニーズにあったアイテムをチェックしてみてくださいね。

  • LEDシーリングファン「GAM41906L」約10畳用

    80,300円(税込)

    1100丸×高さ324

    ■取付方法:簡易取付型
    ■重量:8.3kg
    ■使用ランプ:E-26電球色LED電球7.8W×6
    ■鋼/オフホワイト色塗装
    ■木(オフホワイト塗装/クリアナチュラル色)
    ■乳白消しガラス
    ■リモコン付(全灯→3灯→滅)
    ■調光器併用不可
    ■延長パイプ取付不可

    ※一般天井(平天井)に取り付けられる場合壁面から羽根の先端まで0.4m以上離してください。床面から羽根の高さは2m以上必要です。

 

リビングをオシャレに見せるペンダント照明

光量が必要な箇所をドラマティックに照らしてくれるペンダント照明。個性的でデザイン性に優れる商品が多く、インテリアのアクセントとしても活躍します。

 

  • ペンダント「MRS-PLEATBOX36/WH」

    121,000円(税込)

    ■取付方法:引掛シーリング取付
    ■サイズ(単位:mm)
    370丸×器具高155
    全長1200
    ■重量:3.0kg
    ■別売りランプ:E-17×1
    ■陶器白色塗装
    ■スペイン製/ハンドメイド

    ※ランプ別売

  • ペンダント「GP46829L」

    20,300円(税込)

    ■取付方法:ダクト取付専用
    ■サイズ(単位:mm)
    180丸×器具高150
    全長600〜1300
    ■重量:0.9kg
    ■使用ランプ:電球色LED6.2W×1
    ■鋼/チャコールブラウン・マット塗装
    ■木/ウォールナット材

    ※ダクトレール取付専用商品です。ご購入前に取付け可能かをご確認ください。

 

落ち着いた雰囲気を演出できるスタンド照明

コンセントさえあればどこにでも設置できるスタンド照明。光源の位置が高めなので、広い範囲を照らすこともできます。存在感が出やすいアイテムなので、デザインにもこだわってみましょう。

 

手元を明るくする際や間接照明代わりにおすすめのテーブル照明

テーブルの上に置いて使えるテーブル照明。書き物や作業のときに活用したり、間接照明として使ったりすることができ、デザインもおしゃれなものが多く揃います。お部屋のアクセントとしても使えるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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インテリアのはなし編集部

大塚家具のインテリアのはなし編集部では、家具の選び方やレイアウトのコツ、お手入れ方法などインテリアについてのお役立ち情報をお届けしています。

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