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お部屋の雰囲気を変える模様替えのコツとレイアウト

こだわって選んだ家具や、暮らしやすいように工夫したお部屋のレイアウト。お気に入りのインテリアに囲まれて過ごす毎日は、とても快適ですよね。

しかし、いつ見ても変化がないお部屋のままでは、そのうち見飽きてしまう可能性が。かといって、模様替えをしようと思っても、どこから手をつければ良いのか、迷ってしまう方もなかにはいるかもしれません。

そこで今回は、お部屋の雰囲気を変える、模様替えのコツやレイアウトについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

2020/11/30

お部屋の雰囲気を変える模様替えの方法

お部屋の雰囲気を一新するには、内装材(壁クロスなど)や大型家具など、特に視界に入りやすい部分の色やデザインを変えてしまうのが効果的。ですが、わざわざ壁紙を張り替えたり、大型家具を買い替えたりするのは大変です。

 

そのため、お持ちの家具を極力生かすことを前提に、かつ、気軽に取り入れやすいインテリアアイテムをピックアップしました。項目別に詳しくみていきましょう。

家具のレイアウトを変える

「キッチンの近くにダイニングテーブルを設置して、日差しが入る窓のそばには、ソファセットを」というのが、家具をレイアウトするときの一般的なセオリー。ですが、必ずしもそのルールに縛られる必要はありません。

 

お部屋の移動動線を邪魔しないレイアウトであれば、キッチンから離れた場所にダイニングスペースをつくるのもベター。朝から採光が確保できるお部屋なら、朝食時から気分よく過ごすことができます。

 

ダイニングキッチンとソファの向きについてもしっかり考えたいところ。ダイニングスペースとリビングスペースを分離するレイアウトはよく見かけますが、互いの視線が合うように配置するのもよいでしょう。

 

それにより、リビング(寛ぐ場)とダイニング(食事する場)がひとつの空間となって、コミュニケーションをとりやすくなることがあります。

 

一空間に「仕事・作業の場」と「寛ぐ場」が混在するお部屋なら、ゾーニング(お部屋の空間を用途によって区分すること)を意識したレイアウトがおすすめ。周囲からの視線が気にならない向きにデスクを設置すると、より仕事や作業に集中できるようになります。

 

他にも、シェルフ類を間仕切りとして使ったり、デスクをお部屋の中央に向けて置いたりするのもよし。いつも見える風景を目隠ししたり、視線の方向を変えたりするだけで、お部屋の印象が変わってきます。

家具の組み合わせを変える

もし、複数個の椅子をお持ちの方なら、テーブルと椅子の組み合わせを変えてみるのもおすすめ。(一般的なダイニングテーブルの天板と、椅子の座面高さの差は27~30㎝くらいなので、身体に負担がかかる場合、長時間の使用は避けましょう)

 

他にも、アウトドア用のテーブルを、ダイニングテーブルとして代用すると、いつもの食事がちょっと特別感ある雰囲気に。組み合わせ可能のユニットソファをお持ちなら、分割してスツールやミニソファに変化させるのもよいでしょう。

クッションやラグを変える

色から受ける心理的効果は想像以上に大きいもの。特にラグは、床を占める面積が広い分、お部屋の印象をガラリと変える力があります。

 

色を選ぶ際は、特に、お部屋の基調色となる「ベースカラー(床・壁・天井などの内装材)」と、それに続く従属色の「メインカラー(カーテンや家具など)」とのカラーバランスに配慮しましょう。また、お部屋の差し色となるアクセントカラーは、少量だけに抑えるのがポイントです。

 

お部屋を構成する「配色の黄金比率」は、ベースカラー70%:メインカラー25%:アクセントカラー5%がベスト。

 

例えば、無彩色であるホワイト・ブラック・グレー色のソファ近くにラグを敷くなら、ラグの色は何色でもOK。ブルーや青緑などの寒色系なら爽やかに、オレンジや赤といった暖色系なら、親しみやすい印象になります。

 

クッションの色(アクセントカラー)は、ラグに使われている配色と合わせると、統一感が出やすくなります。

照明を増やすor変える

さらにお部屋の雰囲気をドラマティックに変えるなら、照明にもこだわってみましょう。蛍光灯仕様のシーリングライトを配しただけのお部屋では、あまりにも単一的な印象となってしまいます。

 

例えば、お部屋のメイン照明として、調色(光の色を調節できる機能)や調光(明るさを自由に調節できる機能)機能付きのシーリングライトを選んでみるのもよいでしょう。

 

勉強中は、青白い色味の昼光色や昼白色、食事の際は料理が映える電球色など、光の色や明るさを自由に調整することができます。

 

他にも、フロアランプやスタンドライトを間接照明として使うほか、LEDキャンドルライトなどを並べてみるのも素敵。これまでの1室1灯スタイルから、1室多灯スタイルに変え、生活シーンに合わせたライティング効果を楽しみましょう。

インテリア雑貨を変える

お部屋の個性を際立ててくれるインテリア雑貨。オブジェやかご、フラワーベースなど、季節やテーマに合わせてディスプレイすれば、お部屋を訪れた方との会話も弾みそうですね。

 

インテリア雑貨をセンスよくディスプレイするためのポイントは、主に3つ。

  1. 素材や色など、テイストを揃える
  2. テーマを決める
  3. 飾るものに高低差をつけ、三角形になるよう小物類を配置する

 

素材ならガラスや木、色なら寒色系や暖色系など、なにかひとつ揃えることによって統一感が生まれやすくなります。
テーマを決めると聞くと難しいですが、例えば、アートを複数飾るときに「モダンな抽象画」と「ナチュラルな水彩画」を一緒に飾ってしまうのはNG。「油絵」をテーマとして選んだら、いずれも同じテイストのアートを飾るのがコツです。

 

また、高さのあるフラワーベースを頂点としたら、他のインテリア雑貨は低めのものを選ぶなど、高低差をつけるとメリハリが出やすくなります。他に、同じアイテムを左右対称に飾る「シンメトリースタイル」の手法などもおすすめ。

リビングの模様替えのコツ

リビングは、お家の中心となる大事な空間。人が行き来する機会が多いリビングの模様替えは、人の移動動線やゾーニング(物の配置)に配慮することが大切です。

 

寛ぎやすさはそのままに、雰囲気よくお部屋の印象を変えるためのポイントをご紹介します。

ライフスタイルに合わせたソファの配置

会話を楽しんだり、寛いだりと、ソファで過ごす目的は人それぞれ。ライフスタイルに合わせて、ソファのレイアウトを決めることが重要です。

 

例えば、ご家族みんなでTVを楽しむ機会が多いなら、首や姿勢が疲れにくいよう、TV側に向けてソファを設置するのがスタンダード。また、来客が多いご家庭なら、ソファをコの字型にレイアウトすると、お互いの視線が中央に集まりやすく、会話しやすい空間になります。

 

リビングとダイニングを例に、レイアウトの種類をチェックしてみましょう。

リビングとダイニングを分ける

リビングとダイニングを分けるレイアウトでは、ダイニング側とリビング側の視線がぶつかり合わないよう配慮しましょう。

 

上の写真のようにソファをレイアウトすれば、ソファに座ったとき、目線が右手の壁側に。ダイニング側の様子が気になりにくくなります。また、リクライニングソファなどの存在感がある家具を、リビングとダイニングの間に配置するのもおすすめ。ゾーンを区切る、ちょっとした目印になります。

リビングとダイニングを一体化させる

リビングとダイニングを一体化させるなら、リビングソファをダイニングテーブル側に向けて、目線が合うように設置してみましょう。リビングソファで寛ぎながら、ダイニングで食事をする人の気配が、よく感じられるようになります。

 

また、最近は、寛ぎ用としてはもちろん、食事用としても使える多機能ソファが人気。食事の後、同じソファで寛ぐことができるので、家具の数をなるべく減らしたい方は、ご検討ください。

リビングダイニングを仕切ってプライベートな空間にする

広めのLDKにお住まいの方でしたら、お部屋をなんらかの方法で区切って、空間を有効的に使いたい、と考える方も多いことでしょう。

 

そんな方におすすめなのが、家具を使ってお部屋を区切るレイアウト。使い勝手がさらにアップし、お部屋での過ごし方がより快適になります。

背が低めの収納家具をリビングとダイニングの間に配置

お部屋の片方をリビングに、もう片方をダイニングスペースとして使う場合は、圧迫感を軽減する、背が低めのローチェストなどを配してみるのがおすすめ。

 

両側から使えるオープン型の家具なら、ディスプレイとしてはもちろん、収納スペースとしても活用することができます。背面付きの家具を設置する際は、背面化粧仕上げが施されている家具を選びましょう。

リビングダイニングの仕切りにおすすめの家具

ここからは、リビングダイニングの仕切りにおすすめの家具をご紹介します。お部屋の間取りや用途に合わせて自由な使い分けが可能な勝手抜群のアイテムばかりなので、設置する場所や用途に合わせて選んでみてくださいね。

 

  • シェルフ「パズル」ウォールナット色

    15,000円(税込)

    幅970×奥行250×高さ55(mm))

    部屋の間取りや用途に合わせて、自由に組み合わせることから「パズル」と名付けられました。このシェルフはソファの横、壁際、間仕切りなど様々なレイアウトが楽しめるアイテムです。

    本体:プリント化粧合板

  • オープンシェルフ「KISSUI(キッスイ)」

    90,500円(税込)

    幅1200x奥行320x高さ900(mm)

    本体が床から浮いているかのような、軽やかなデザインが特徴のシェルフ。可動棚が4枚付属してるので、本やインテリア小物類などアイテムごとに、自由なディスプレイを楽しむことができます。樹種は、高級感溢れるウォールナット材を使用。デザイン性にも優れているので、お部屋の良いアクセントとなってくれます。

    本体:ウォールナット材(突板)

クッションやラグで気軽に雰囲気を変えてみる

続いては、ラグやクッションに注目してみましょう。配色によって受ける心理的効果と共に、模様替えにぴったりの商品をピックアップしてみました。

 

会話を弾ませたり、食欲を増進させたりと、ポジティブなイメージを受けるのが、暖色系の色です。特にリビングやダイニングなど、人が集まりやすい場所に積極的に取り入れてみたいですね。

 

暖色系の代表的な色は、赤、オレンジ、イエローなど。彩度(色の鮮やかさ)や明度(色の明るさの度合い)によっても印象が変わるので、同じ暖色系でもカラートーン(色が持つ調子)に注意して選びましょう。

 

ちなみに、鮮やかなビビッドカラー(純色)をお部屋に取り入れると、部屋がポップ&モダンな印象に。大人っぽく渋いイメージにまとめたいなら、明度を抑えたダークレッドがおすすめです。

 

お部屋に合わせてコーディネートしたい暖色系ラグ

  • アクセントラグ「ジェイド」防炎

    26,800円(税込)

    幅1300X奥行1900(mm)
    幅1900X奥行1900(mm)
    幅1900X奥行2400(mm)

    全5種のカラーが揃う単色系ラグです。いずれもベーシックな色合いで、フローリングや壁紙などと合わせやすいのが特徴。レザー調ソファや、ガラス天板のテーブルを配したお部屋なら、シルバーやブラックカラーを選ぶとスタイリッシュなイメージに。対して、木製仕様の家具で揃えた空間では、ベージュやブラウンカラーなどと合わせると、より温かみを添えてくれます。

    防炎品
    床暖房・ホットカーペットカバー:対応
    防ダニ・抗菌加工基布使用

青、青紫、青緑など、落ち着いた印象を受ける寒色系カラー。実際は近い位置にあっても、遠く見えやすい”後退色”としての性質があり、お部屋を広く感じさせる効果があるとされています。

 

寒色系のカラーを取り入れつつ、お部屋を明るく見せたいなら、明度、彩度ともに高いライトトーン系のブルーがおすすめ。

 

逆に、重厚感を演出するなら、上の写真のような明度、彩度ともに低めのベリーダークトーンのブルーがよいでしょう。インテリアイメージによって、色の濃淡を選び分けてください。

 

ダイニングの模様替えのコツ

ダイニングを模様替えする際は、先ほどご紹介した手法のなかでも、特に「ラグ」と「照明」を取り入れたコーディネートがおすすめ。

 

ラグは、暖色系カラーがおすすめですが、食卓周りは汚れやすい場所でもあります。あまりにも薄い色合いを選ぶと、汚れが目立ちやすいので極力避けましょう。できれば洗濯がしやすい、メンテナンス性に優れる仕様から選ぶと安心。

ライフスタイルに合わせたダイニングテーブルを選ぶ

ダイニングテーブルを新たに購入される際は、ライフスタイルや嗜好性、使う人数などを考慮して選びましょう。

 

「普段は2人暮らしだけれど、来客が多い」というご家庭なら、必要に応じてテーブル天板を大きくできる伸長式や、バタフライ式のテーブルがおすすめ。使わないときは、コンパクトなサイズにおさめることができます。

 

また、形状は長方形だけ、脚は四本脚タイプばかりとは限りません。例えば、一本脚の円形テーブルなら、どの角度からも椅子を配置しやすいほか、着座したときにテーブルの脚と膝が緩衝しにくいというメリットが。

 

他に、テーブルの塗装方法についても検討しましょう。写真のような天然無垢板のテーブルは、木の呼吸を止めないオイル塗装で仕上げているのが一般的。無垢材の美しさを味わえるほか、経年変化による風合いを楽しむことができます。

 

逆に、お子様がいるご家庭などでは、輪ジミの心配がないウレタン塗装仕上げが人気。しかし、オイル塗装仕上げと異なり、やすりをかけて補修するなどのメンテナンスをすることはできません。

 

ダイニングテーブルの選び方次第で、お部屋の雰囲気はもちろん、日頃のメンテナンスも大きく変わります。間取りや用途に合わせて、ご家庭にぴったりの一台を見つけてください。

 

  • ダイニングテーブル「ユノ3」レッドオーク材 ホワイトオーク色

    35,000円(税込)

    幅1200X奥行800x720(mm) 脚間:1026
    幅1350X奥行800x720(mm) 脚間:1176
    幅1500X奥行800x720(mm) 脚間:1326

    天然木ならではの美しい木目や、優しい手触りを味わえるテーブルです。天板にレッドオーク材、脚部にラバーウッド材を用いており、使いこむうちに天然木の経年変化を楽しめるのがメリット。
    天板の2辺は、側面に丸みのある無垢材を使用しているので、椅子の出し入れなどによる傷も付きにくい仕様です。

    材質:天板:レッドオーク材突板
    脚部:ラバーウッド材
    ※天然木を使用している為、木目やお色味は一点一点異なります。

  • ダイニングチェア「ユノ3A」レッドオーク材 ホワイトオーク色

    13,000円(税込)

    幅480x奥行550x高さ76(mm))

    ネイビー、イエロー、ライトグリーンなど、全9種の色からカバーを選べるダイニングチェアです。マジックテープ仕様で着脱は簡単。ドライクリーニングも可能です。
    お手入れしやすいPVC(合成皮革)張りに仕様変更しているので、布カバー無しで使うのもOK。北欧風やナチュラルスタイルなどのインテリアにおすすめです。

    材質:背もたれ:レッドオーク材
    フレーム/脚部:ラバーウッド材
    張地:PVCアイボリー
    クッション材:ウレタンフォーム
    ファブリックカバー:ポリエステル100%

    ※天然木を使用している為、木目やお色味は一点一点異なります。

  • LDテーブル「リード」オーク材

    118,000円(税込)

    幅1500x奥行750x高さ650 (脚間1050)
    幅1650x奥行750x高さ650 (脚間1050)

    幅1500㎜と幅1650㎜サイズの2タイプの天板幅から選べるダイニングテーブルです。天板の奥行は、いずれも750㎜と細身なので、ダイニングスペースをそれほど広く確保できないお部屋でも大丈夫。
    脚部は、立ち座りの動作がしやすいほか、床面に痕が残りにくい二本脚の畳ずり仕様です。ダイニングチェアのほか、ベンチタイプと合わせてコーディネートするのもよいですね。

    材質:オーク材
    塗装:ウレタン塗装

  • LDベンチ「リード」オーク材 ホワイトオーク色

    69,000円(税込)

    幅1400x奥行550x高さ71(mm))

    座面カバーの取り外しができる、メンテナンス性抜群のベンチ。
    オーク材を使用した、背もたれ付きのベンチです。オークは、重厚感と適度な硬さがあり、反りが生じにくいのが特徴。耐水性に優れているので、メンテナンス性にも優れています。
    まれに、木目に虎の毛並みに似た”虎斑(とらふ)”という帯状の斑紋が現れることがありますが、虎斑の出る部分は、最も硬くて傷がつきにくく、良い部分とされています。天然木ならではの風合いとして楽しみましょう。

    材質:木部:オーク材
    張地:布(ポリエステル69.7%・レーヨン20.5%・綿8.6%・ナイロン1.2%)
    クッション材:ウレタンフォーム

  • ダイニングテーブル「フィル3」レッドオーク材

    143,900円(税込)

    幅1500X奥行900X高さ717(mm)

    カウンターテーブルとしても使える半円型ダイニング。
    テーブル長辺を壁につければカウンタテーブルとして、大人数で集まった際は、ダイニングテーブルとしても使える半円型のダイニングテーブルです。一般的なダイニングチェアなら5脚配することができるほか、長辺側にベンチを合わせることも可能。
    天板は、27㎜の厚みがあるレッドオークの無垢集成材を使用しています。シャープな表情を持つ柾目材のみを使っているので、温かみある風合いのなかにも、洗練された印象を醸し出します。

    材質:レッドオーク材ホワイトオーク色
    塗装:ウレタン塗装

  • カウンターチェア「209-U」ブナ材ウォールナット色

    27,120円(税込)

    幅410x奥行410x高さ62(mm))

    曲木技術を取り入れた、美しいカウンターチェア。
    曲木家具を始めた日本初のブランド、秋田木工の職人によって手掛けられたカウンターチェアです。なかでも、脚部の美しい曲線美は圧巻。お部屋に備え付けのカウンターチェアに合わせて配すれば、空間が軽やかな印象になります。
    張地は汚れに強くい布(ラムース)や、固めのパステルツイード生地(スイジン)など、お部屋のテーマカラーに合わせて選ぶことができます。

    材質:ブナ材
    張地:布A-12(アクリル70%、ウール30%)
    塗装:ウレタン塗装(低ホルムアルデヒド仕様)

  • 昇降式ダイニングテーブル「フィット Eタイプ(正方形)」ハイタイプ

    69,900円(税込)

    幅800x奥行800x高さ560〜71(mm))

    お部屋の用途に応じて、天板の高さを変更できる昇降式テーブルです。フットレバー式で操作も簡単。高さH560~710㎜の範囲内で、自由に調整することができます。リビングソファと合わせるなら、普段はテーブルの高さを下げて寛ぎ用に。食事を楽しむ際は、ソファの座面高さ+30㎝程度を目安に調整してみましょう。
    北欧風やナチュラルスタイルなら、明るい白木系のメープル、モダンなテイストならMDFのホワイト色が特にオススメです。

    材質:オーク材、ウォールナット材、メープル材、MDF材
    塗装:MDF材:抗菌メラミン塗装

ダイニングテーブルのレイアウトパターン

ダイニングテーブルを選ぶときは、「お部屋でどのようにレイアウトするか」を想定して選ぶことが重要。お部屋中央部に置くパターンのほか、備え付けのカウンターテーブルの近くに配置する方法などがあります。

 

ダイニングテーブルの位置によって、家事動線にも影響してくるので、下記でご紹介するレイアウト例をぜひ参考にしてください。

 

カウンターに対して机の向きを変える

【縦置き】

カウンターテーブルに対して垂直になるよう、ダイニングテーブルを縦に配置したレイアウトです。

 

メリットは、ダイニングテーブル側とキッチン側の目線が合いやすいという点。しかし、テーブル幅W1800㎜など天板幅が広いテーブルの場合、お部屋を占有しやすくなるほか、遠い席側からキッチンまでの距離が遠くなるというデメリットがあります。

 

【横置き】

こちらは、カウンターテーブルと平行になるよう、横向きに配置したレイアウト。

 

縦置きと比べて、少々大きめのテーブルでも、それほど移動動線を遮る心配はありません。しかし、カウンターテーブルに背中を向けて座る席からは、キッチンに立つ方と目線を合わせるのが難しくなるというデメリットがあります。

寝室の模様替えのコツ

寝室はプライベートなスペース。リビングやダイニングといったパブリックな空間に比べると、模様替えの自由度が高くなります。

 

さきほどご紹介した「クッションやラグ」「照明」「インテリア雑貨」などを変えてみるほか、張り替えが容易にできるシールタイプの壁紙などを使ってみるのもよいでしょう。

 

ここでは、ベッドレイアウトや、ベッドの選び方を中心にご紹介します。

ベッドのレイアウトを変える

一番におすすめしたい模様替えの方法は、まず、ベッドの向きを変えてみることから。

 

ヘッドボード付きのベッドの場合、壁付けされる方が多いと思いますが、背面仕上げがされているタイプなら、お部屋の中央側にヘッドボードがきてもOK。

 

ヘッドボードの背面側に、ミニデスクやチェストなどを配すると、ちょっとしたディスプレイ棚や作業コーナーをつくることができます。

 

ヘッドボード無しの仕様なら、レイアウトの自由度はさらにアップ。こぶりのナイトテーブルなどをサイドに配置して、小物類の置き場をつくると使い勝手が良くなります。

 

ドアを開けた直線上や窓の下は避けて配置する

模様替えをする際、次に考慮したいのが、移動動線の確保。

 

特に、ベランダに出入りできる掃き出し窓があるお部屋の場合、入口から窓までの間を、何度も行き来することになります。ベッドの位置によって、その移動動線を邪魔することがないよう注意しましょう。

 

間取りの関係で、窓の近くにベッドを設置する際は、気温差や直射日光、結露の発生などに気を付けて。お部屋の方角やお住まいの地域にもよりますが、外気温の影響を受けやすい窓の近くは、快適な睡眠を得られにくくなるケースがあります。

 

やむを得ず、窓の近くにベッドを設置する際は、遮光性2級以上の性能を持つカーテンを選んだり、防寒・断熱カーテンなどを検討したりしてみるのもよいでしょう。

 

部屋を広く見せるならローベッドがおすすめ

お部屋の開放感は、ベッド全体の高さ(ベッドフレーム+マットレス)によって変わります。少しでもお部屋を開放的に見せたいなら、なるべくローベッドタイプを選びましょう。なかには、マットレスがずれにくいよう、落とし込む仕様になっているベッドフレームなどもあります。

 

最も重要なのは、自分の身体に合ったベッドフレームとマットレスを選ぶこと。寝室のレイアウトやベッドの形状で迷ったら、なるべくお部屋の間取りを持参し、専門のアドバイザーに相談するのが安心です。

 

寝具や枕カバーで気軽に雰囲気を変える

寝室は、一日の疲れを癒すための大切な寛ぎスペース。寝具やリネン類にお気に入りのカラーを選べば、お部屋のイメージチェンジはもちろん、リラックス感が増しそうですね。

 

お部屋を構成する色の数は、極力2~3色程度に抑えるのがコツ。写真の寝室は、フローリングに合わせてベッドカバーをブラウン系にし、壁の色に合わせて、オフホワイト系のベッドピローやブランケットを合わせた例。色数を少なくまとめると、お部屋がより落ち着いた雰囲気になります。

青や緑で落ち着いた空間を作る

ベッド周りのカラーを選ぶときは、穏やかな印象を与えるソフトな色合いがおすすめ。なかでも、ブルーとグリーンの2色が人気色です。

 

まずは、鎮静色であるブルー。気持ちを落ち着かせ、睡眠を促進する効果が高いとされています。とはいえ、ダークブルーなどの濃色系は、冷たさや寒さを感じやすいことがあるので、淡くてソフトな色調が良いでしょう。

 

また、色味を持たない中性色、グリーンもぜひ試してみたい色。疲れた目を休ませたり、緊張を緩和したりと、こちらもリラックス効果を期待できます。アースカラー(自然界の色)でもあるので、周囲のインテリアアイテムとも程よく馴染んでくれることでしょう。

 

  • 掛布団カバー「ナタリア」綿

    7,800円(税込)

    シングル(SL) 幅1550×奥行2100
    ダブル(DL) 幅1900×奥行2100
    クイーン(QL) 幅2200×奥行2100

    ※シングルサイズ以外は、生地幅の関係上、縦にハギが入ります。

    高級感のある光沢感と柔らかな肌触りの掛け布団カバー。
    グレーが混色されたくすみのあるブルーは、やわらかさの中に、洗練された印象を与えてくれます。
    素材は綿100%。綿(コットン)の糸を使い、朱子織で織られた生地は、滑らかさと光沢の美しさが特徴です。

    素材:40番手の綿100%
    柄:無地
    色数:4色
    ホワイト色、ベージュ色、ブルー色、グリーン色

  • まくらカバー(横被せ)「ナタリア」綿

    2,200円(税込)

    幅700X奥500
    ※中材は別売りです。

    落ち着いたカラーリングで、お部屋をより上質な空間に。
    深みのある落ち着いた色調が特徴。ホワイトやベージュのほか、グリーン、ブルーの全4種のカラーリングが揃います。安心感や安定を表し、他の色と組み合わせがしやすいカラーのひとつです。アイボリーやブラウン系などのアースカラーと組み合わせると、落ち着いた雰囲気を演出できます。

    素材:40番手の綿100%
    原産国:日本
    打込み本数:210本
    色数:4色
    柄:無地

  • まくらカバー(横被せ)「カンポ ブルー」綿

    1,580円(税込)

    幅700×奥500
    ※まくらは別売りです。

    自然界からインスピレーションを得たナチュラルなデザイン。
    品の良いプリント柄をお探しの方に、ぜひおすすめしたいシリーズです。「シビラ」は、スペイン・マドリッドを拠点に活躍する、女性デザイナー。特に、自然をテーマにした多くのプロダクトを生み出していることで知られています。ブルーを基調とする花をあしらった柄は、シビラのなかでもロングセラーのデザイン。無地系のクッションやベッドピローなどと合わせると、柄のデザイン性がより際立ちます。

    生地組成:綿100%
    お手入れについて:洗濯機可、タンブラー乾燥禁止

ナイトテーブルでホテルライクな雰囲気に

寝室はベッドが主役になりがちですが、おしゃれな雰囲気づくりに欠かせないのがナイトテーブル。
読みかけの本を置いたり、お気に入りのインテリアをそっと飾ってみたり。ナイトテーブルがあることによって、寝る前のひとときがさらに楽しみなものになります。

 

収納付きはもちろん、縦横自由に向きを変えて設置できるタイプなど、ナイトテーブルの種類は実にさまざま。憧れのホテルや海外のインテリア雑誌などをお手本に、素敵な雰囲気づくりを楽しんでみてください。

 

間接照明で落ち着きと高級感を出す

お部屋を雰囲気よく見せるための手法として、忘れてはならない間接照明。光源を天井や壁、床などに当て、その反射光で間接的にお部屋を照らす照明方法です。

 

お部屋をより高級な雰囲気に演出したいなら、デザイナーズ照明を取り入れてみるのもよいでしょう。ちなみに上の写真は、世界的な建築家フランク・ロイド・ライトが設計した、TALIESIN2(タリアセン2)。まるでアート作品のようなシルエットが、お部屋をより特別な空間に変えてくれます。一生モノのインテリアとして、憧れているデザイナーズ照明がある方は、ぜひ検討してみてください。

 

寝室は間接照明を選ぶと落ち着ける空間になる

さきほどもご紹介しましたが、寛ぎやすい寝室の照明は、”一室多灯”がポイント。テーブルスタンド、フロアスタンド、ペンダントライトなどを組み合わせつつ、ベッドから光源が目に入りにくいように設置場所を工夫しましょう。

 

なかでも、一台あると便利なのが、テーブルスタンド。読書灯として直接手元を照らすほか、アームやシェードが可動するタイプであれば、壁側に光を向けて、お部屋を雰囲気良くライトアップすることができます。

 

他にも、調光できるフロアライトやスタンドライトなら、夜間は明るさを控えめにして、常備灯として使用することも可能。それぞれの照明の性能を把握し、もっとも自分の理想に近いものを選べば、よりお部屋の雰囲気を、素敵にイメージチェンジすることができるでしょう。

 

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インテリアのはなし

インテリアのはなし編集部

大塚家具のインテリアのはなし編集部では、家具の選び方やレイアウトのコツ、お手入れ方法などインテリアについてのお役立ち情報をお届けしています。

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