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【工事不要!】コーディネート事例10選付!おしゃれなダイニングのつくり方

住まいの中でも家族が集うことの多い「ダイニング」。本記事では、おしゃれなダイニングの実例集とともに、大がかりな工事の必要がない家具だけでできる、おしゃれなコーディネート方法をご紹介します。どこから手をつけたらいいか悩んでしまうインテリアコーディネートも、ポイントをおさえることで、思いのほか簡単にダイニングをおしゃれにコーディネートすることができるように。ぜひご参考にしてみてください。

2024/05/25

【準備】おしゃれなダイニングの実例10選で好きなコーディネートを見つける

コーディネートを考える前に、まずは自分の好きなインテリアスタイルを探してみてください。目標となるコーディネートを決めておくことで、どのようなダイニングにしたいかが明確になります。ゴールのインテリアスタイルと自宅を近づけていくことで、自分スタイルのおしゃれなダイニングをつくることができます。

北欧スタイルのダイニングコーディネート事例

1.北欧ブランド家具を組合わせた、王道北欧コーディネート

北欧ブランドの代名詞的なカール・ハンセン&サンの「Yチェア」とダイニングテーブル「CH006」のダイニングセットに、北欧照明ブランドのルイスポールセン「PH5」を合わせた、北欧ブランドコーディネートです。

2.丸みのあるデザインで統一した北欧ナチュラルコーディネート

自然を感じる素材と色合いがベースの丸みのあるダイニングセットに、ぱっと目を惹く北欧デザインの照明を取入れることで、柔らかさと洗練さが共存するコーディネートです。

北欧スタイルにおすすめのダイニングアイテム

ナチュラルスタイルのダイニングコーディネート事例

3.コンパクトにくつろぐナチュラルスタイルのダイニング

円形のダイニングテーブルは周囲の動線を確保しやすく、省スペースでも使いやすい形状。テーブル・椅子を脚部のすっきりとしたデザインにし、カラーを明るい色味に統一することで、圧迫感のないコーディネートにすることができます。

4.オーク材のナチュラルな質感を活かした、ベンチスタイルのダイニングコーディネート

木材の家具すべてをオーク材で統一し、やさしいナチュラルな雰囲気のダイニングコーディネートです。壁紙やフローリングの明るい色合いとあいまって、開放感のあるナチュラルスタイルにまとまっています。アクセントカラーにちりばめたブルーがポイントです。

ナチュラルスタイルにおすすめのダイニングアイテム

モダンスタイルのダイニングコーディネート事例

5.モノクロですっきりシンプルなモダンスタイルのコーディネート

カラーコーディネートをブラック・グレー・ホワイトのモノクロで統一した、すっきりとシンプルなモダンスタイルのダイニング。
シャープな雰囲気にするため、ダイニングテーブルとダイニングチェアは細いディテールのものをセレクトしています。

6.オールグレーの家具で統一した北欧モダンなコーディネート

濃いグレーに塗装されたオーク材のダイニングセットと石目調のサイドボードをコーディネートしたスタイリング。ナチュラルなフローリングのお部屋にレイアウトすることで、北欧とモダンをミックスしたダイニングになっています。

モダンスタイルにおすすめのダイニングアイテム

白を基調としたダイニングコーディネート事例

7.エレガントさが漂うホワイトダイニングコーディネート

床や壁、窓枠など白を基調とした室内を活かし、ホワイトとナチュラルなアイテムを合わせつつ、照明や小物でエレガントな雰囲気をプラスしたコーディネートです。

白を基調としたスタイルにおすすめのダイニングアイテム

人気が高いウォールナットのダイニングコーディネート事例

8.ブラックをアクセントにした大人なベーシックスタイル

ダイニングセットから収納まで、木部はすべてウォールナット材で統一。材質が揃っていることで空間全体に一体感が生まれます。ダイニングチェアやベンチ、ペンダントライトはブラックを効かせ、コーディネートを引締めるとともに、落ち着いた大人な雰囲気を演出。

9.ウォールナットの木目が美しく際立つスタイリッシュなコーディネート

根強い人気を誇るウォールナット材の天板を引立たたせている秘訣は、テーブルや椅子のシャープなフォルムと色のバランス。ウォールナット以外をモノトーンに統一することで額縁のように天板の木目を際立たせています。

10.アクセントウォールとウォールナットが好相性な北欧ヴィンテージ風コーディネート

深みのあるグリーンのアクセントウォールに同じく味わい深いウォールナットの家具を組合わせたダイニングスタイル。シンプルデザインの家具もウォールナットにすることで、部屋の雰囲気と相まってヴィンテージライクなコーディネートとなっています。

ウォールナットを基調としたスタイルにおすすめのダイニングアイテム

おしゃれなダイニングを叶える3つのポイント

おしゃれなダイニングコーディネートを叶えるためのポイントは、「サイズ」「バランス」「素材」の3つ。この3つを意識することで、まとまりのあるおしゃれなコーディネートが実現します。

【POINT1】テーブルのサイズ

ダイニングテーブルのサイズ選びのポイントはお部屋に程よいゆとりを持たせつつ、使用人数に合わせた使いやすい大きさを選ぶこと。大きなテーブルは広くて使いやすいのですが、お部屋に対して大きすぎると窮屈な印象のインテリアになってしまいます。
小さすぎるテーブルはお部屋にゆとりが生まれるものの、お食事やお仕事などの作業がしにくくなってしまう可能性が。
長方形のテーブルで一般的な大きさは幅160cm×奥行80cmほど。このサイズは4人で使いやすい大きさとなります。こちらのサイズを基準に使用人数に合わせてサイズアップやサイズダウンを検討してみてください。
テーブルの周辺は椅子の引きしろや人がとおるスペースを考慮して、70cm以上空けるのがおすすめです。人が座らない辺を壁につけるとスペースの節約になります。

【POINT2】テーブルと椅子のバランス

おしゃれなダイニングに欠かせないのが、テーブルと椅子のバランスです。それぞれのデザインがちぐはぐだとまとまりのないコーディネートになってしまうので、デザインや素材、色などで統一感を持たせると、まとまりのあるおしゃれなダイニングに仕上がります。
おすすめはテーブルの色(素材)と椅子の色(素材)を合わせること。こうすることで自然な統一感が生まれます。

【POINT3】天板の素材

ダイニングテーブルの天板は、家具の中でもサイズが大きいため、お部屋の印象を大きく左右します。床や壁、ドアなどの建具の色や素材と相性のよい天板を選ぶと、おしゃれなダイニングにすることができます。
床や壁などと異なる雰囲気のダイニングテーブルを置きたい場合は、大きめのラグをダイニング下に敷くのがおすすめです。程よく床面を隠すことができ、お部屋の雰囲気をがらりと変えることができます。

間取り別おすすめのダイニングレイアウト

LDKの間取で多い「長方形」「正方形」「L字型」の3種類別におすすめのレイアウトをご紹介します。

長方形のLDK

マンションの間取でよく見られる長方形のLDKにおすすめのレイアウトは、ダイニングとソファを横並びにした配置です。キッチンのある壁側にダイニングとソファを横並びで置くと、どちらに座ってもテレビがみやすくなります。また、キッチン横から窓までに直線の通路ができるため、動線もスムーズになります。

正方形のLDK

少々難易度の上がる正方形のLDK。ダイニングとリビングという2つのスペースをつくるには、横長(または縦長)の配置が簡単で収まりやすくなりますが正方形の間取もポイントを押さえることでおしゃれなコーディネートが実現します。
ポイントは狭さを感じさせないこと。家具はなるべく壁面に添わせるように配置し、背の低いアイテムを選ぶことで開放的なコーディネートにすることができます。窓にはなるべく家具が被らないようにすることで、さらに抜け感のある印象にすることができます。

L字型のLD

戸建て物件などで見かけるL字型のLDK。一見難しそうに見える間取ですが、ダイニングとリビングのゾーニングがすでにされていると考えると、レイアウトしやすくなります。
写真のような場所にキッチンのある間取なら、キッチンカウンターの延長線にダイニングテーブルを置くと、お食事の配膳や後片づけがしやすいだけでなく、食事の準備をしながらお子様の宿題を見たりなど、キッチンとダイニングの動線がスムーズになります。

さらにおしゃれにコーディネートする3つの技

さらにおしゃれにもうひと工夫したい、という方におすすめのコーディネート技を3つご紹介します。

ペンダントライトを吊るす

ダイニングの照明をペンダントライトにするだけで、ぐっとおしゃれな雰囲気にすることができます。ペンダントライトは天井から吊り下げて使用するので、目線に入りやすくインテリアのアクセントにぴったりです。また、シーリングライトに比べると光の拡散範囲が限られるため、灯りでのアクセント効果もあります。LDK全体でペンダントライトやシーリングライト、スタンドライトなど、照明の種類を変えてレイアウトすることで、光のニュアンスが生まれ、ホテルのようなおしゃれなコーディネートにすることができます。

壁面に見せ場をつくる

フォーカルポイントと呼ばれる見せ場をつくることで、自然に視線が集まり、印象に残るおしゃれなお部屋にすることができます。おしゃれに飾るのが難しい場合は、アートを1枚飾るだけでもOK。思い切って大きなサイズのアートを飾ると、迫力のあるアレンジになります。ダイニング周辺に置くことの多いサイドボードのような腰高の収納家具なら、天板の上や真上の壁面をお気に入りの小物やお花で飾ってみてはいかがでしょうか。

テーブルの上の生活感をなくす

小物などをおしゃれに飾らなくてもすぐに実践できる一工夫は、生活感をなくすこと。テーブルの上はものを置きやすく、読みかけの本やリモコン、仕事や学校の書類などをついつい置きっぱなしにしてしまいがちです。生活感を感じさせる雑多なものを目につかない場所に片付けておくと、ホテルのような生活感のないおしゃれなダイニングにすることができます。
とりあえず、ささっとしまっておけるように、ダイニングスペースに扉や引出しタイプの収納があると便利です。

まとめ

いかがでしたか。本記事ではおしゃれなダイニングのつくり方を、事例集とともにご紹介いたしました。まずはご紹介した3つのポイントををリビングに取入れて、自分好みをおしゃれなリビングをつくってみてください。

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インテリアのはなし編集部

大塚家具のインテリアのはなし編集部では、家具の選び方やレイアウトのコツ、お手入れ方法などインテリアについてのお役立ち情報をお届けしています。

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