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最高級の銘木だけが持つ希少で美しい杢目「シカモア」

絹のような光沢を放つ
希少で美しい杢目

ヨーロッパ原産の楓材の仲間「シカモア」は、
絹のような美しい光沢が特徴の杢目です。
中でも最も美しいといわれる
カーリー杢(ちりめん杢)のみを使用し、
最高級のダイニングシリーズや収納家具を手掛けるのは
広島県府中市で古くから桐箪笥や
高級和家具を生産してきた松創です。
培ってきた伝統の技を活かした
洋家具づくりの妙技をお楽しみください。

樹齢100年を超えて現れるシカモアのカーリー杢

ヨーロッパ原産の楓の仲間であるシカモアは別名グレートメープルと呼ばれ、フランスで採れるものが最高の材とされています。
色が白く木目は直通で肌目は滑らか。絹を思わせるような美しい光沢があり、シカモアの中でもカーリー杢(ちりめん杢)といわれる杢が現れる材が稀に生まれます。非常に珍しいカーリー杢は樹齢100年を超える大木になると現れるとされており、メープル材に比べ生息本数自体が少なく、1/50の割合でしか生息していないといわれています。
大変希少価値の高い材のため、高級家具・楽器・内装造作材の装飾用材として愛されています。古くからバイオリンやギターなどの高級な楽器の表面材に使用され、ストラディバリウスに用いられている表面材としても有名です。

■希少な材を大切に使う


なかなか採ることのできないカーリー杢のシカモア材は、薄くスライスして突板として使用しますが、その厚みはわずか0.3mm。紙のように薄い材を熟練の職人技で美しく張り込んでいきます。

0.3mmの材をシワなく貼り上げる

■0.3mmの材をシワなく貼り上げる


薄くスライスしたカーリー杢の突板をあらかじめ製作した芯材に沿わせて貼っていきます。どんな複雑なカーブを描いた面にも、水刷毛とアイロンを駆使しながら指先の感覚だけで貼っていきます。

漆塗り手法で施させる杢目を際立たせる塗装

表面のポリエステル塗装は他に類を見ない1mm以上の厚さを誇ります。漆塗りの手法に基づき、何度も塗り重ねては乾かす根気のいる作業の末に、濡れたように美しい質感を持った光沢が生まれます。磨きの作業工程は下地から繰り返す塗装・乾燥・磨きまで全18工程、およそ2週間にも及びます。独特の透明感と輝き、堅牢さはこの手間があってこそです。

高い耐久性を叶える
和箪笥で培った技

桐箪笥や高級和家具の製造には職人の高い技術が求められます。加工されてなお呼吸をし、湿度の変化によって伸縮と膨張を繰り返す木材を、金具を使わず精緻に組み上げる作業は熟練の職人たちだからこそなせる技です。創業当時より培われてきた匠の技を脈々と受け継ぎ生み出される洋家具は、世代を超えて使い次ぐことのできるほど高い耐久性を誇ります。

金具を使わないホゾ組で強度を増す

■金具を使わないホゾ組で強度を増す


ホゾ組とは部材の一方に凸をもう一方に凹をつくり、それぞれを組み上げて接合する組手のこと。揺れやゆがみに強く、ダイニングチェアの座面など荷重のかかる部位に用いることで、高い耐久性を発揮します。

カンナ仕上げでしか出せない滑らかさ

■カンナ仕上げでしか出せない滑らかさ


平面だけではなく、曲線部分においても職人の手によりカンナで仕上げられます。ダイニングチェアなど曲線の多いものは部分ごとに職人自らが曲面を細かく調節しながらカンナを用い削り出しをしています。

 

和箪笥で培った技を洋家具に活かす「松創」

江戸末期創業以来、和箪笥づくりで培った伝統の技を活かし、希少な材の杢目を精緻に表現した洋家具づくりに取り組む広島県府中市の「松創」。
府中市は江戸時代か箪笥づくりが盛んな町として知られ、今なお多くの家具工場が集まり、一大地場産業を形成しています。
その最高峰ともいえる松創業も、かつては桐箪笥など高級和家具を中心に生産してきましたが、近年その一方で伝統の技を活かした洋家具づくりにも積極的に取り組んでいます。
とりわけ注目を集めているのが、外国産の銘木特有の美しい杢目を活かした類のない杢目家具です。表面に貼る厳選した銘木の突板は、シカモア、メープル、バールといった希少な素材ばかり。
杢目が持つ美しさを最大限に引出す技術と和箪笥で培った匠の技を融合させ、松創でしかなしえない最高峰の洋家具を生みだしています。

「シカモア」ラインナップ

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