
絹のような光沢を放つ
希少で美しい杢目
ヨーロッパ原産の楓材の仲間「シカモア」は、
絹のような美しい光沢が特徴の杢目です。
中でも最も美しいといわれる
カーリー杢(ちりめん杢)のみを使用し、
最高級のダイニングシリーズや収納家具を手掛けるのは
広島県府中市で古くから桐箪笥や
高級和家具を生産してきた松創です。
培ってきた伝統の技を活かした
洋家具づくりの妙技をお楽しみください。

樹齢100年を超えて現れるシカモアのカーリー杢

■希少な材を大切に使う
なかなか採ることのできないカーリー杢のシカモア材は、薄くスライスして突板として使用しますが、その厚みはわずか0.3mm。紙のように薄い材を熟練の職人技で美しく張り込んでいきます。

■0.3mmの材をシワなく貼り上げる
薄くスライスしたカーリー杢の突板をあらかじめ製作した芯材に沿わせて貼っていきます。どんな複雑なカーブを描いた面にも、水刷毛とアイロンを駆使しながら指先の感覚だけで貼っていきます。

漆塗り手法で施させる杢目を際立たせる塗装

高い耐久性を叶える
和箪笥で培った技

■金具を使わないホゾ組で強度を増す
ホゾ組とは部材の一方に凸をもう一方に凹をつくり、それぞれを組み上げて接合する組手のこと。揺れやゆがみに強く、ダイニングチェアの座面など荷重のかかる部位に用いることで、高い耐久性を発揮します。

■カンナ仕上げでしか出せない滑らかさ
平面だけではなく、曲線部分においても職人の手によりカンナで仕上げられます。ダイニングチェアなど曲線の多いものは部分ごとに職人自らが曲面を細かく調節しながらカンナを用い削り出しをしています。
