灯りの高さを分散させるようにコーディネートすると、多灯使いのコーディネートがしやすくなります。
例えば、天井照明のダウンライト・ダイニングテーブル上にペンダントライト・ソファ横や壁のコーナーにフロアスタンド・サイドボードやサイドテーブル上にテーブルスタンド・観葉植物やソファ横の床にフロアランプ、のように高低差をつけて照明を配置することで、全ての照明を点灯したときにバランスよく空間全体を照らすことができ、部分使いしたときにも明るさの偏りが出にくくなります。
照明のデザインによって光の広がり方が異なるので、光がどの方向に広がるかも意識しながら組み合わせるとよりバランスの取れた多使いコーディネートにすることができます。
POINT
多灯使いは光の色味を揃えて
多灯使いをする場合は、一部屋内で使用する光の色味を揃えるようにすると、空間全体に統一感を持たせることができます。温かみのあるオレンジの光源と青みがかった白っぽい光源などを組み合わせると、光の色味が合わずに落ち着かない雰囲気の空間になってしまうので要注意です。